タックルをうまく使いましょう。 | bigyosiの玄海釣り日記

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船釣り全般ダイスキ、でもクーラーは軽い残念釣行記

長年釣り(40年近く)釣りをしていますが、釣りに行くと様々なタックルのトラブルに遭います。

特に、初心者によく見られるトラブルがあります。

釣りをしている最中、タックルトラブルがおきると時間も取られるし、周りにも迷惑を掛けたあげく

釣果にも恵まれません。

よくあるトラブルと、私なりの回避方法を。

 

1、竿先の破損

これ、多分一番多いと思います。

しかも地味にダメージが大きい。

私自身はこれまでの釣りの中で2回、一回は踏まれました。もう一回は移動中に

記憶にある中では、釣りの最中に折れたことはありません。(小物しか釣りきれないからかも)

で、ここ10年ほど、初心者連れて行くことが多くなり(エラソーに)トータルで15本以上ポッキン

ほとんどが穂先です。

1~2回は穂先を詰めて、修理しますがそれ以上はあまりにも調子が変わるため廃棄に

なのでおそらく10本くらいは廃竿に

中には一日、3本折った強者もいます。

見ていると、原因のほとんどが道糸の穂先がらみ。

毎回回避方法を教えるのですが、夢中になると余裕がなくなるのでしょうねー

で、回避方法を

胴付きやサビキ、イカなど比較的硬く、短い竿や落とし込み等の場合

ヤマシタさんの5連サルカンなどのちょっと重めのサルカンを使用、竿受けに置いている時は

糸を50cmほど出し、サルカンを支点に仕掛けを垂らす。

こうすると竿先に道糸が絡みにくくなる。

イサキや真鯛の天秤フカセでの長く柔らかい(胴調子)の場合は、竿を曲げた状態で使いましょう。

大型真鯛や青物など、やり取りが必要な場合は、竿受けから竿を外しやり取りしますが

イサキなどの場合は、投入、巻き上げ、取り込みまで竿受けに置いた状態で操作すると

竿のトラブルが少なくなります。

又、取り込んだ後や、餌付け、マキエを入れる際は、もちろん竿受けに置いたまま

最初に、竿が曲がった状態で、カゴを回収した時のリールのカウンターを覚えておくと次からは

底まで巻いて竿を立てると、カゴが手元に来てそのままマキエ箱にカゴを入れれば、竿受けから

竿を外すことなく、手返し良く釣りが出来ます。

もちろん、竿が曲がっていると道糸も張った状態なので、先がらみもおきにくいです。

それと、どちらのやり方も、投入時に竿先を目視で確認することと、軽くリールを一回転させると

先がらみの確認になります。

 

2、仕掛けがらみ

特にフカセの仕掛け、多いですね。

原因はいくつかありますが、投入時、特にスパンカー流しの際、まとめて放り込むとカゴや天秤に

絡みます。

スパンカーの場合はカゴから入れて道糸を出しながら元針から伸ばし、最後に先バリを投入。

必ず、仕掛けが張ってから入れると良いです。

アンカー打ちで長い仕掛けの場合も仕掛けが張ってからカゴを入れないと絡みやすいです。

又、アンカー打ちの場合は潮止まり前後は仕掛けが伸びにくいのでカゴから入れる必要があります。

意外と解らずトラブルの元になっているのが、天秤。

天秤が曲がっていると、落下時、回転して仕掛けが絡みます。

たまに平らなところに置いて、曲がっているか確認しましょう。

餌付けも重要

針に対して真っ直ぐ、垂直に付けないと回転して絡みます。

なので、付けエサは全部出すのではなく、ある程度はクーラーに保管し、フニャッとならないようにしましょう。

 

3,タナ

特に、イサキ・真鯛などはタナが大事。

釣れないばかりか、流しの釣りだと根掛かりの原因にもなり、仕掛けの消耗や場合によっては、天秤・カゴまでロスト。

さらに、根掛かりをはずそうと竿をあおルト、竿が折れることも。

根掛かりしたら、道糸を丈夫なタオルで引っ張るか、根掛かり外しのパイプを使用。

又は、竿と道糸を水平にして、リールのドラグを締め最速で巻き、一瞬、竿を引っ張ると切れることがあります。

いずれにしても、竿の破損や道糸による怪我に注意しましょう。

 

他にもいくつかアロマスが、長くなりますので第二弾で!!