田の神のことを、
地元では「田の神さあ(タノカンサア)」と呼んでいます。
田の神は、冬は山の神となり、
春は里におりて田の神となって田を守り、
豊作をもたらすと信じられています。
「田の神」を石に刻み豊作を祈願する風習は、
18世紀初めに始まる薩摩藩独特の文化らしいです。
えびの市の最古の「田の神石像」は
1724年に中島地区に作られた神官型のものらしいけど、
このサービスエリア内にいる神様は、
かなり新しそう(笑い)。
えびの市内には約150体の田の神が残されています。