あばずれ女達の陰謀
マイルス・デイビス。。
エレクトリック・ジャズ期の名盤。。『ビッチェズ・ブリュー』。。
まずアートジャケにヤラレる。。
中身もこのジャケに決して引けを取らない。。
今日ある即興性の強いフリージャズの原流であることは間違いない。。
ただひたすら洪水の如く溢れ出る怒涛のグルーヴには圧倒される。。
CDならかなり疲れてしまうがLPならちょいと違うかも。。「間」が一息つかせてくれる。。
つまりA面からB面にレコードを裏返す空白の時間が絶妙なのだ。。その「間」も音楽には非常に重要なのだ。。
CDでしか知らない方は残念というしかないな。。
レコードの時代の音楽は是非レコードで聴くべし。。これ基本。。
発信者つまりアーティストの伝えたいものがその「間」にも垣間見れるからだ。。
で、『ビッチェズ・ブリュー』。。
今でこそこの手の音楽は増えてきた。。
でも、この当時ではどうだろうか?かなり攻撃的なアプローチだったろうな。。
音楽と聴き手はどこかその間につい関係性を求めてしまう。。
例えば、この曲はビートルズっぽいだとか、このアルバムは元カレが好きだったとか。。。
そういうイワクがついて好きで愛聴するのももちろん分かる。。
しかし、もう少し解放して聴く音楽があってもいいと思う。。
ただスピーカーから垂れ流れてくる音たちに心もカラダも空にして受け入れる。。
それだけでいい音楽もあると思う。。
このアルバムは空っぽで聴ける最高の1枚。。。。

