全ツ第3弾大阪パート1 | Les Paroles 言霊

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ミュージカル俳優~阿部裕のブログ

皆さんおはようございます。


久しぶりに雄大な富士山に見送られながら、大阪入りしました。

早速、恒例の散歩から…。


阿倍野ハルカスを遠くに見ながら、久しぶりに大阪天王寺区をお散歩スタートです。

新歌舞伎座、昔ここには近鉄劇場という古いけどとても趣きのある中劇場が有ったのです。楽屋から舞台袖に行くのに、一度外との渡り廊下の様な所を通る不思議な小屋だった事を思い出します。
近鉄劇場に最後に立ったのは『迷宮伝説』V6の坂本君主演の、『雨月物語』を題材にした、横山由和さん脚本のオリジナルミュージカルでした。
森川ゆかりさん演じる「いそら」に乗り移られるのを拒み、全身にお経を描いて闘う一馬という役でした。懐かしいなぁ…、20年は経っていると思います。
それ以来のこの地、本当に久しぶりです。

この辺り、昭和中頃の面影が色濃く残っている地域で、ノスタルジーを感じながらの散歩です。


天王寺区役所も小さいけれど、昭和を感じる佇まい。

更に歩みを進めると、環状線の桃谷駅が見えて来ます。


18歳で群馬から初めて大阪に来て、初めて乗る大阪環状線、「玉造」「桃谷」と何故か胸がザワザワとする駅名に、18歳の阿部青年はドキドキしたのを覚えています。

そんな桃谷、ここの商店街は学生時代から大好きでした。交通費を浮かせる為に天王寺から鶴橋まで良く歩いたので、昔から良く知っているのですが、40年近く経っても雰囲気は全く変わりません。


脇にちょっと入るとそこは映画のセットの様!


なんとも面白い所です。

そしてここまで来たらどうしても立ち寄りたくなるのが、フォークシンガーのMARUCOさんの経営する「maruco  house」。
ここは知る人ぞ知る知る、関西フォークのメッカ的な所です。
夜な夜な関西フォークに魅せられた面々が集う、関西フォーク好きには堪らない穴場です。
今回は1度位顔を出せるかなぁ?終演が22時近くなるので、MARUCOさん、もう酔っ払っちゃって寝ちゃうかもなぁ…、もし間に合えばまた営業中に来ますね!