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ひょんなことから、W大学ボクシング部の担当コーチになり、はや半年。いよいよ
関東大学リーグ戦が開幕
しました。5月12日、場所はボクシングの聖地である後楽園ホールです。元スポーツ新聞ボクシング担当記者だったリンスカムはプロの試合の雰囲気は慣れていたのですが、アマチュアボクシングはプロとはまた全然違う感じで身が引き締まる思いです。初戦の相手は気鋭のH国大です。バンタム級のSはサウスポーの強打者ですが、相手はエースのI選手。高校時代に日本一になった逸材で、片やSは大学から始めただけにキャリアは雲泥の差があります。しかし、
左ストレートは抜群の切れ味
で、この左をいかに当てるかを徹底的に練習してきました。そして第2ラウンド、相手が踏み込んできたところにSの
左クロスカウンターが鮮やかにヒット！
見事にダウンを奪いました。応援席はハチの巣をつついたような大盛り上がり。そのあと仕留めることはできませんでしたが、3ラウンドも攻めてポイントを奪ったと確信しました。アマチュアは3ラウンドで終了なので、結果は判定に。大金星やと思ったのですが、
判定は無念にも相手の勝利
となりました。プロと違い
アマはダウンを奪っても通常のクリーンヒットと同じ扱い
なので、細かいパンチをヒットされた分だけポイントを奪われてしまいました。ダメージは明らかに相手の方があったのに残念でした。でも、監督はじめＯＢもみんなびっくりしてました。おいらと
ミット打ちで右のリードジャブと左ストレートは本当にたくさん練習した
ので、強敵相手にその成果が出せたことは最高の気分でしたね。負けはしましたが、Sも大いに自信をつけたし、おいらも
コーチとして喜びと悔しさを味わえた
ので、次は勝利目指して頑張りまっす。ちなみにチームとしては4対3で初戦勝利を飾ることができました～！！
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