Roots of TWO-J #35 "ワカモレ" | TWO-J official blog "groovin' everyday" Powered by Ameba

Roots of TWO-J #35 "ワカモレ"

 

ロサンゼルスから少し北に登った所にFILLMOREという街がある、

 

どちらかといえば穏やかな住宅地という印象の場所。

 

そこにも自分のアーティスト仲間がいる。

 

S.S.O.L (smooth styles of life)という名のRAPアーティストだ。

S.S.O.L.はLIL'CHINO とLIL'PUNCHからなるチカーノラッパー 二人によるユニットで、

オールドテイストなファンクスタイルの楽曲もあり、日本でもチカーノラップ好きには人気のあるグループだ。

 

そんな彼らは、最初どこから知ったのか、俺にfeat.の依頼をしてくれたアーティストだった。

 

LA在住のとある日本人の方からのオファーで、その方が日本に来た際、S.S.O.L.からのメッセージやCDなどを俺の所にわざわざ届けに来てくれた、

 

そんなところから関係が始まった。

 

 

例のごとく先にオンラインでレコーディングデータを渡して、彼らのアルバムに参加して、ここでも実際に会うのは初めてだった。

 

 

CHINOの家に向かった、LA付近からFILLMOREまで意外と時間がかかった気がする。

 

行ってみると結構のどかな街で、CHINOが笑顔で迎えてくれたのを覚えている。

 

彼らはSTREET HUSTLE RECORDSというインディペンデントレーベルを運営していて、自宅のバックヤードにスタジオを構えていた。

 

 

そこでも色々な音楽の話をした、すごくHIPHOPが好きでストイックにやってるなと思った。そこは2021年の今も変わらずだ。

 

 

CHINOの家には過去に2回ほどお邪魔したけど、いつものんびりと過ごさせてくれて気持ちが良い。

 

今でも印象的なのは、庭にアボカドの木が生えていて、俺がワカモレ好きなのもあり、

CHINOのお母さんが、木からアボカドを捥いで本場の特製ワカモレをたっぷり作ってくれたことだ。それにCHINOの相方のPUNCHや友人たちも遊びに来て、みんなにお母さんがたっぷりメキシカン料理を振舞ってくれたのが最高だった。

 

 

 

 

ここでは家族を大切にしている感じがとても伝わって、自分も暖かい気持ちになれた。

 

それからずっと今でもCHINOとは連絡を取り合っている。

 

 

2回めにお邪魔した時だったか、お母さんに日本から、浮世絵の絵柄の扇子をお土産に持って行った。まだ持っててくれたら嬉しい。

 

 

次にまたLAに行ける時が来たら必ず尋ねると思う。