連帯保証人を正確に知っている人はどれくらいだろうか?
昔から、
「父の遺言に保証人にはなるなというものがあった」
というように、保証人によいイメージは無い。
日本の連帯保証制度は(制度というよりも慣行と言ったほうが適切かな)、連帯保証人にとって世界でも類を見ない重くて人権を無視したものなのだ。
法律上、債務者(金を借りた人)に資産があって返済能力があるにもかかわらず、銀行は債務者に請求せずいきなり連帯保証人に請求することも可能なのだ。
銀行次第では、債務者以上に返済をせまれる、非道い制度なのである。
私の経験では、
連帯保証人は家族や親戚がなることが多いが、友人や知人がなることもある。
債務者への温情で保証人を引き受けるのである。
しかし、債務者の返済が滞り連帯保証人に請求が及ぶようになると、
強い絆で結ばれていたはずの当事者が、互いに罵り縁を切るまでになるのである。
他にも、連帯保証人がついているために、企業のスクラップ&ビルド(不採算会社を潰して有望な会社を作る)が進まない。つまり、日本経済が活性化しないという問題もある。
そこで、この悪法?の見直しが議論されるようになった。
つづく