制度資金(行政が関与する資金)の融資を受けるためには、今後5年間の収支計画を作成しなければならない。
当然、5年目には今よりも利益が出るような計画でなければならないが、ほとんどが絵に描いた餅
。
利益を出すためには、売上を増やすか経費を減らすかだが、技術を身につけて作物の品質を上げたり収量を増やしたり、あるいは、効率化を図って経費削減することは、この短期間では難しい。
そこで、一番多いのが、規模拡大による収量増加、コストダウンを図る計画だ。
この計画は何も考えないで利益を出すことができる。
実際に行政もこれを推進している。
しかし、規模の拡大は、今まで以上に管理能力・技術力・経営能力を必要とするため、簡単に成功するものではない。
私は、規模拡大のため、畑を買ったりハウスを建てたりしたが利益が増えず、逆に負債過多で身動きの取れなくなった事例を何件もみてきた。
自分の身の丈にあった規模で農業経営をすべきである。
規模拡大は、段階的にやるのが好ましい。