人生観と感性とを繋ぐもの | 答えようのない問題、答えようがないが避けることもできない問題について
今日、とても感動する詩を読んだので、ここに記しておきたいと思います。

Rolling like a reflective marble on a manifold,
Bending flickered light inward while transmitting it outward,
Weaving smooth intervals of memory from spinning silk,
Threading every independent coordinate where they meet ever so briefly.
― H. Y. J.

僕の日本語力の問題もあって日本語でこの言葉から生まれる輝くような質感やsublimateされた切実で真摯な思いを伝えるのは難しいけれど、いつも直感的に思うことは、こういう言葉の裏にある価値観や人生観のようなものは、論理や数値とは異質の美的感覚(aesthetic sense)に支えられていてるということです。

There are only two ways to live your life.
One is as though nothing is a miracle.
The other is as though everything is a miracle.
―A. Einstein

なぜ無神論者のアインシュタインが「奇跡」という言葉を使って人生について語ったのか?僕はアインシュタインの人生に対する思いと上記の詩から感じ取れる価値観には通底する感性があるように思えてなりません。

こんなことを日常の生活で言っても多分ほぼ誰にも相手にされませんが、かならず人には何らかの認知上の盲点のようなものがあって、物事をありのまま受け取ることなく、自分が重要だと思うことのみを選択して世界観を構成しているそうです。僕は、世の中の9割以上の人が持つそういった認知上の盲点を外すことで見える景色が彼らのような単なる美辞麗句を超えた感動的な言葉に凝縮されている気がしてなりません。

何年か前に聞いた「本当の美しさは、その人の心の中に宿る」という言葉は、日常の雑然とした物事に実際的に対処すること以外にも、もっともっと大切な物の見方があるということを示唆している、と同時に僕に精神や人格を磨くことの大切さを訴えているような気がします。

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