前回の記事で、兵藤ゆきさんの漢字を間違ってしまいました。
すでに修正しております。
申し訳ございませんm(_ _)m
━─━─━─━─━─━─━─━─
夜行明けだけど、その日のうちに1泊2日の砂漠ツアーに行くことに。
往復3時間。
のっそのっそと歩くラクダの背中に揺られながら。
前に世界科見学の里美さんが表現していたらくだの足音、
「ぽくぽく」を唱えながら。
2人ともラクダに乗るのは初めて(たぶん・・・)。
ラクダって立ち上がる時としゃがむ時が一番スリリング。
まずは後ろ足から立ち上がって、次に前足を伸ばす。
しゃがむ時はそれの逆。
一気に視界の高さが変わって、手すりを握る手に力が入る。
今回のラクダツアーは、
宿からラクダに乗ってサハラ砂漠のベルベル人のテントまで行って
そこで夜を明かし、
翌朝またラクダに乗って宿に帰ってくるというもの。
エジプトではごつごつとした岩砂漠だったんだけど、
ここの砂漠は幼いころのイメージ通りの砂漠。
多分、みなさんが今イメージしたものともそう違わないと思う。
オレンジ色の砂に、やけに色っぽい曲線。
決して清純派アイドルではなく、杉本彩さんばりの妖艶さ。
キレイというより美しいという表現が似合う。
目以外を隠しているムスリム女性にも共通するところのある色っぽさ。
砂漠はどこも隠してないんだけど、まだ見えていない魅力的な何かあるんじゃないかと思わせる。
ラクダツアーに行くにあたり、一番懸念していたこと。
それは天気。
砂漠といったら満天の星空でしょ。
昼間はスッキリ晴れていたのだけど、
夕方になって段々雲が広がってきている様子。
途中夕日を見るためにラクダを降りて休憩したんだけど、
地平線に雲がかかっていて残念ながら夕日は全く見れず。
どうしよう、このまま曇っていたら。
せっかく砂漠まで来たのに。
人間ってエゴイスト。
完全に自分本位で自分都合で思考する。
すっかり暗くなったころにテントに到着。
降りてびっくり。
そこは砂漠ではなく、糞漠だった。
毎日毎日多くのラクダがここに泊まるのだろう。
糞をよけるのなんて無理!という位、糞が広がっていた。
もちろん、一部ですがね。
テントは、高さはないけれど結構広い。
エジプトと違って、四方が囲まれてる。
空を見上げると、やっぱりうっすらと雲がかかっている。
星は、、、
あまり見えない。
月もおぼろ。
仕方ない。
天気ばっかりは仕方ない。
自分達ではどうにもできないこともある。
必死でガッカリしない言い訳を探していた。
とりあえずガイドのサブロー(注※日本名。彼は生粋のベルベル人です。)
が持ってきてくれたベルベルウィスキー(ミントティー)を頂く。
あったかい。
本来甘過ぎるはずのこのベルベルウィスキーがやけに美味しい。
体が温まっていく。
サブローは日本語を勉強中らしく、ルー大柴の逆みたいな言葉を話す。
それがやけに面白い。
サブローの家族の話や、ベルベル人の生活の話をしてくれる。
「日本人もラッキーだ。日本にはベリベリスモール砂漠、トットリサキューがあるから。
でも僕はもっとラッキーだ。ここにはこんなに大きな砂漠があるんだから。」
と話す彼。
本当にこの土地が好きなんだなーって感じて、すごく印象的だった。
「星?たぶん見えるよ」
サブローの一声で再び外に出てみると、
「わぁーーーお!!」
思わず声が出た。
さっきの曇り空が嘘みたいな、
まさに宝石を散りばめたような星空。
どの位すごかったかって?
カシオペアがどこにあるか分からない位。
日本では、いや、多くの都市ではカシオペアを見るのがやっとなのに、
ここでは他の星がありすぎて、瞬時にカシオペアが見つけられない。
この時点で
の人生史上NO.1の星空となる。
はと言うと、まだ岩手で見た星空と比べている様子。
そして、天の川。
月並みな表現だけど、本当にスポットライトが当たっているよう。
ミルキーウェイという名に納得。
どの位星空を見ていたか分からない。
いつまでだって見ていられちゃう。
そこへサブローの声。
「お腹空いた?ご飯だよー」って。
砂漠での心配事の一つだったこと。
ご飯が足りるかどうか。
パンとか持って行った方がいいかな。
夜中にお腹空いたら眠れないもんね。
なんて話していたのだけど、
心配ご無用。
え!?これ二人前?という感じの、ベルベル人特製のタジン鍋。
なす、じゃがいも、トマト、にんじんと牛肉。
それらがじっくり煮込まれている。
意外と薄味で素材の味とこの地方特有のスパイスが本当にいい感じ。
出してもらったパンは食べきれない位、満腹に。
「また星空見る?ブランケット持って行きなよ。」
というサブローの言葉に、今度はブランケットを持って外へ。
さっきの星空で大満足していた
だけど、
さっきよりもたくさんの宝石が夜空にばらまかれているじゃあないですか!
どの位すごかったかって?
思わず抱き合っちゃう位。
こんなに表情が変わるなんて。
月が向こう側に行ったからなのか。
の人生史上NO.1の星空がすぐに塗り替えられ、
の人生史上NO.1にも認定されたこの星空。
まちがいなくベストオブ星空。
そして、必然的にベストオブ流れ星も見られるわけで。
見ました、2人でおんなじの。
どの位すごかったかって?
「えーーーーーっ!!」って
流れてから消えるまでの叫びが伸ばし棒5個分位。
そう、ビッグ&ロング流れ星。
2人でおんなじの見たのはこれ位だったかな。
今度こそ、何時間見ていたか分からない。
どの位見ていたかって?
「まだ見るの?僕は先に寝るよー。」ってサブローに言われる位。
ブランケットのおかげか、高まるテンションのせいか、そこまで寒くなく、
寝てしまうのがもったいなて、
「あと一個流れ星見たら」なんて、
思春期のカップルみたいになってしまった。
あの星空の下にいたら、ものすごく感謝の気持ちがあふれてきて、
どうしようもなくて、泣きそうになってしまった。
おおげさだと思いました?
こんな恥ずかしい記事が書けてしまうのも、サハラだから。
恐るべし、砂漠マジック。
まずは曇り、徐々に晴れ間を出していくという、三段攻めで、
まんまと魅了された
。
一生忘れられない夜になりました。
残念ながら、最高の夜の風景は、
カメラでは写せなかったため、
お届けする写真はありません。
それにしてもサブローもグッジョブだったよなー。

次の記事はちゃんと写真付きで載せるはず。
お楽しみにーー!
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夜行明けだけど、その日のうちに1泊2日の砂漠ツアーに行くことに。
往復3時間。
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前に世界科見学の里美さんが表現していたらくだの足音、
「ぽくぽく」を唱えながら。
2人ともラクダに乗るのは初めて(たぶん・・・)。
ラクダって立ち上がる時としゃがむ時が一番スリリング。
まずは後ろ足から立ち上がって、次に前足を伸ばす。
しゃがむ時はそれの逆。
一気に視界の高さが変わって、手すりを握る手に力が入る。
今回のラクダツアーは、
宿からラクダに乗ってサハラ砂漠のベルベル人のテントまで行って
そこで夜を明かし、
翌朝またラクダに乗って宿に帰ってくるというもの。
エジプトではごつごつとした岩砂漠だったんだけど、
ここの砂漠は幼いころのイメージ通りの砂漠。
多分、みなさんが今イメージしたものともそう違わないと思う。
オレンジ色の砂に、やけに色っぽい曲線。
決して清純派アイドルではなく、杉本彩さんばりの妖艶さ。
キレイというより美しいという表現が似合う。
目以外を隠しているムスリム女性にも共通するところのある色っぽさ。
砂漠はどこも隠してないんだけど、まだ見えていない魅力的な何かあるんじゃないかと思わせる。
ラクダツアーに行くにあたり、一番懸念していたこと。
それは天気。
砂漠といったら満天の星空でしょ。
昼間はスッキリ晴れていたのだけど、
夕方になって段々雲が広がってきている様子。
途中夕日を見るためにラクダを降りて休憩したんだけど、
地平線に雲がかかっていて残念ながら夕日は全く見れず。
どうしよう、このまま曇っていたら。
せっかく砂漠まで来たのに。
人間ってエゴイスト。
完全に自分本位で自分都合で思考する。
すっかり暗くなったころにテントに到着。
降りてびっくり。
そこは砂漠ではなく、糞漠だった。
毎日毎日多くのラクダがここに泊まるのだろう。
糞をよけるのなんて無理!という位、糞が広がっていた。
もちろん、一部ですがね。
テントは、高さはないけれど結構広い。
エジプトと違って、四方が囲まれてる。
空を見上げると、やっぱりうっすらと雲がかかっている。
星は、、、
あまり見えない。
月もおぼろ。
仕方ない。
天気ばっかりは仕方ない。
自分達ではどうにもできないこともある。
必死でガッカリしない言い訳を探していた。
とりあえずガイドのサブロー(注※日本名。彼は生粋のベルベル人です。)
が持ってきてくれたベルベルウィスキー(ミントティー)を頂く。
あったかい。
本来甘過ぎるはずのこのベルベルウィスキーがやけに美味しい。
体が温まっていく。
サブローは日本語を勉強中らしく、ルー大柴の逆みたいな言葉を話す。
それがやけに面白い。
サブローの家族の話や、ベルベル人の生活の話をしてくれる。
「日本人もラッキーだ。日本にはベリベリスモール砂漠、トットリサキューがあるから。
でも僕はもっとラッキーだ。ここにはこんなに大きな砂漠があるんだから。」
と話す彼。
本当にこの土地が好きなんだなーって感じて、すごく印象的だった。
「星?たぶん見えるよ」
サブローの一声で再び外に出てみると、
「わぁーーーお!!」
思わず声が出た。
さっきの曇り空が嘘みたいな、
まさに宝石を散りばめたような星空。
どの位すごかったかって?
カシオペアがどこにあるか分からない位。
日本では、いや、多くの都市ではカシオペアを見るのがやっとなのに、
ここでは他の星がありすぎて、瞬時にカシオペアが見つけられない。
この時点で


そして、天の川。
月並みな表現だけど、本当にスポットライトが当たっているよう。
ミルキーウェイという名に納得。
どの位星空を見ていたか分からない。
いつまでだって見ていられちゃう。
そこへサブローの声。
「お腹空いた?ご飯だよー」って。
砂漠での心配事の一つだったこと。
ご飯が足りるかどうか。
パンとか持って行った方がいいかな。
夜中にお腹空いたら眠れないもんね。
なんて話していたのだけど、
心配ご無用。
え!?これ二人前?という感じの、ベルベル人特製のタジン鍋。
なす、じゃがいも、トマト、にんじんと牛肉。
それらがじっくり煮込まれている。
意外と薄味で素材の味とこの地方特有のスパイスが本当にいい感じ。
出してもらったパンは食べきれない位、満腹に。
「また星空見る?ブランケット持って行きなよ。」
というサブローの言葉に、今度はブランケットを持って外へ。
さっきの星空で大満足していた

さっきよりもたくさんの宝石が夜空にばらまかれているじゃあないですか!
どの位すごかったかって?
思わず抱き合っちゃう位。
こんなに表情が変わるなんて。
月が向こう側に行ったからなのか。


まちがいなくベストオブ星空。
そして、必然的にベストオブ流れ星も見られるわけで。
見ました、2人でおんなじの。
どの位すごかったかって?
「えーーーーーっ!!」って
流れてから消えるまでの叫びが伸ばし棒5個分位。
そう、ビッグ&ロング流れ星。
2人でおんなじの見たのはこれ位だったかな。
今度こそ、何時間見ていたか分からない。
どの位見ていたかって?
「まだ見るの?僕は先に寝るよー。」ってサブローに言われる位。
ブランケットのおかげか、高まるテンションのせいか、そこまで寒くなく、
寝てしまうのがもったいなて、
「あと一個流れ星見たら」なんて、
思春期のカップルみたいになってしまった。
あの星空の下にいたら、ものすごく感謝の気持ちがあふれてきて、
どうしようもなくて、泣きそうになってしまった。
おおげさだと思いました?
こんな恥ずかしい記事が書けてしまうのも、サハラだから。
恐るべし、砂漠マジック。
まずは曇り、徐々に晴れ間を出していくという、三段攻めで、
まんまと魅了された

一生忘れられない夜になりました。
残念ながら、最高の夜の風景は、
カメラでは写せなかったため、
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それにしてもサブローもグッジョブだったよなー。

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