この溢れそうな気持ちをどうやって言葉にしたらいいんだろう。
真剣にこんなことを考えています。
この旅中に何度同じことを考えただろう。
場所はエジプトの首都カイロ(Cairo)、某バスターミナル。
「某」としたのは未だに到着したバスターミナルの名前が分からないから。
またまたやってしまった弾丸移動の末、(詳細は下の方まで読んでね)
たどり着いたのは名前も分からないバスターミナル。
ヌエバアというエジプトの港からそのままカイロまで8時間のバス移動。
正直、遅れるだろうと思っていたのだけど、残念。
定刻の夜中の3時にカイロの某バスターミナルへ到着。

持っていた「歩き方」が古いせいか、
何度聞いても知ってるバスターミナルの名前が出てこない。
エジプトもインドに負けず劣らずめんどくさい国だと聞いていたので、
少なからず覚悟はして行ったのです。
現在地も分からない。
言葉も分からない。
とにかく夜明けまで待つ。
これしかないなって思ってました。
でもやっぱり現在地だけはおさえておきたい。
ウザいタクシー運転手に聞くわけにはいかなかったので、
仕事終わりのバス会社のスタッフに聞いてみる。
・・・しかし彼は英語が超片言。
どうしよう。。。
そんな時に、救世主があらわれたのです。
彼の名はアイマン。
シナイ半島のリゾート地、シャルム・イッシェーフの出身で、
アメリカ人の奥さんを空港まで送りに行った帰りらしい。
彼はバス会社の人に聞いて、ここがどこで、
中心部までどうやって行けるのかを教えてくれました。
とりあえず、助かった。
後はバスが走り出す時間まで待とう。
エジプトといえど、この時期の朝は冷え込む。
温かいシャーイ(紅茶)が飲みたかったけど、
まだエジプトの相場がわからなかったので、
アイマンにシャイはいくら位なのか聞いてみると、
君たちが買うとするとハイプライスだから、僕が行くって。
私たちはアイマンの分も買おうと思っていたんだけど、
彼はどうしてもお金を受け取りませんでした。
『ここは僕の国だから。』
既に、ミニバスの乗り場もバスの番号も教えてもらっていたので、
後は自分達で行けると思っていたのだけど、
始発時間の15分前には彼が乗り場を見に行ってくれたり、
乗り場の近くで待っていた方がいいと言って一緒に移動してくれたり。
そして、
「何か飲む?食べ物はいる?」
と、気にかけてくれる。
ありがたく、またシャーイを頂きました。

彼がごちそうしてくれた熱いシャーイを飲みながら、アフリカ大陸で初めて見た朝日は忘れられません。
そして、私たちのミニバスの出発の時間。
アイマンは運転手に私たち2人がちゃんと目的地に着けるようにお願いしてくれ、
切符を私たちに手渡してくれました。
また、お金は受け取ってくれませんでした。
感謝の気持ちがどんどん溢れて、「ありがとう」としか言えない自分が悔しかったです。
アラブ人のホスピタリティは厚いとは耳にしていたけれど、
こんなに温かいものだったとは。
最後に一言。
「カイロで困ったことがあったら、いつでも連絡して」
電話番号とメールアドレスを教えてくれました。
その彼のメールアドレスに使われていたワード。
「HONEST」
彼の人柄の根源が分かったような気がしました。
彼のおかげでエジプトはいいスタートが切れました。

【おまけ】
高校時代に友達と「オネスティーズ」を結成していた
。
部活の先輩がかなりオネスな人でかっこよく見えて、その時、たまたま単語テストに「オネスト」という単語があったから、ちょっとブームだったのです。
だから、アイマンのメアドに過敏に反応してしまったのです。

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この旅中に何度同じことを考えただろう。
場所はエジプトの首都カイロ(Cairo)、某バスターミナル。
「某」としたのは未だに到着したバスターミナルの名前が分からないから。
またまたやってしまった弾丸移動の末、(詳細は下の方まで読んでね)
たどり着いたのは名前も分からないバスターミナル。
ヌエバアというエジプトの港からそのままカイロまで8時間のバス移動。
正直、遅れるだろうと思っていたのだけど、残念。
定刻の夜中の3時にカイロの某バスターミナルへ到着。

持っていた「歩き方」が古いせいか、
何度聞いても知ってるバスターミナルの名前が出てこない。
エジプトもインドに負けず劣らずめんどくさい国だと聞いていたので、
少なからず覚悟はして行ったのです。
現在地も分からない。
言葉も分からない。
とにかく夜明けまで待つ。
これしかないなって思ってました。
でもやっぱり現在地だけはおさえておきたい。
ウザいタクシー運転手に聞くわけにはいかなかったので、
仕事終わりのバス会社のスタッフに聞いてみる。
・・・しかし彼は英語が超片言。
どうしよう。。。
そんな時に、救世主があらわれたのです。
彼の名はアイマン。
シナイ半島のリゾート地、シャルム・イッシェーフの出身で、
アメリカ人の奥さんを空港まで送りに行った帰りらしい。
彼はバス会社の人に聞いて、ここがどこで、
中心部までどうやって行けるのかを教えてくれました。
とりあえず、助かった。
後はバスが走り出す時間まで待とう。
エジプトといえど、この時期の朝は冷え込む。
温かいシャーイ(紅茶)が飲みたかったけど、
まだエジプトの相場がわからなかったので、
アイマンにシャイはいくら位なのか聞いてみると、
君たちが買うとするとハイプライスだから、僕が行くって。
私たちはアイマンの分も買おうと思っていたんだけど、
彼はどうしてもお金を受け取りませんでした。
『ここは僕の国だから。』
既に、ミニバスの乗り場もバスの番号も教えてもらっていたので、
後は自分達で行けると思っていたのだけど、
始発時間の15分前には彼が乗り場を見に行ってくれたり、
乗り場の近くで待っていた方がいいと言って一緒に移動してくれたり。
そして、
「何か飲む?食べ物はいる?」
と、気にかけてくれる。
ありがたく、またシャーイを頂きました。

彼がごちそうしてくれた熱いシャーイを飲みながら、アフリカ大陸で初めて見た朝日は忘れられません。
そして、私たちのミニバスの出発の時間。
アイマンは運転手に私たち2人がちゃんと目的地に着けるようにお願いしてくれ、
切符を私たちに手渡してくれました。
また、お金は受け取ってくれませんでした。
感謝の気持ちがどんどん溢れて、「ありがとう」としか言えない自分が悔しかったです。
アラブ人のホスピタリティは厚いとは耳にしていたけれど、
こんなに温かいものだったとは。
最後に一言。
「カイロで困ったことがあったら、いつでも連絡して」
電話番号とメールアドレスを教えてくれました。
その彼のメールアドレスに使われていたワード。
「HONEST」
彼の人柄の根源が分かったような気がしました。
彼のおかげでエジプトはいいスタートが切れました。

【おまけ】
高校時代に友達と「オネスティーズ」を結成していた

部活の先輩がかなりオネスな人でかっこよく見えて、その時、たまたま単語テストに「オネスト」という単語があったから、ちょっとブームだったのです。
だから、アイマンのメアドに過敏に反応してしまったのです。

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