とっくに10月23日は過ぎてしまっていますが、記事更新のタイミングがなかったので、今さらです。

今の気持ち。今回は自分のために書くので徒然です。



旅に出て、辛いこともあります。

一番辛いのは、自分のコンプレックスに嫌でも気付かされ、向き合わなければいけないことです。

日本にいた頃も自問自答が多いタイプではありましたが、旅に出てからはなおさらです。

知っていたけど目をつむっていた部分が露出し、嫌でも見なけれななりません。

自分だけだったら良いのですが、ずっと一緒にいるパートナーの欠点まで見えてくるから更に大変。

最初の3か月は意味なくイライラすることも多かったです。

例えば、基本的に情報収集の方法が違う二人なので、

自分で地道に調べるのが得意なだんなを見て、

「何でこの人は誰かに聞いてみたりしないんだろう?」といつも思っていた気がします。

だんなだんなで「何で自分で調べないんだろう。」って思っていたと思います。

得意なことが違う二人が力を合わせればいいだけなのに、最初の頃はこんなことさえうまくいかなかったなぁ。

でも、不思議なもので転機は訪れるもんです。

ヨーロッパに入って、お店で売っている水に「炭酸水」が加わってきました。

「炭酸水」を間違って買った日には、とてつもなくガッカリなんです。

だから慎重に吟味をするわけなんですが、

「お店の人に聞けばいいじゃん。」なよめと、「自分で見つけ出す」のだんな

ある時、だんなは「炭酸水のボトルは固くパンパンにはっている」ことに気付くのです。

上記の出来事は一例で、どうでもいい出来事なんですが、私にとっては目から鱗な出来事でした。

人は誰でも自分なりの解決策を持っているのだなと。

そして、それは私には真似できない(発見できない)ものだったりするのです。

このことから、もっとこうすればよいのにと思うことでも、欠点だと決めつけないで、じっくり観察してみようということを学んだのです。




もう一つ。

の荷物の持ち方はだんなが大2(バックパック背負って、ゴロゴロを転がす)、よめがサブバック2(前後に背負う)なのです。

いつも重い荷物を持ってもらっています。

ゴロゴロとは言え、階段や悪路では持ちあげなければなりません。

インドのバラナシ。

細すぎる路地、そこら中にある牛の糞、照りつける日差し。

大雨の時もあった。

もちろん、ゴロゴロは通用しません。

あの暑い中、ゴロゴロを持ち上げてずっと運んでくれた。

それもだんなずっと軽い荷物を持っている私を気遣いながら。

次の町の情報収集、移動手段、宿情報、いつも調べてくれてる。

つくづく、私は一人では来れなかったなぁと思う。

でも一番尊敬するのは、重い荷物を持ってくれるところではなく、

一度だって、

「オレが重い荷物持ってあげてるのに。」とか

「オレばっかり調べてる。」とか

「○○してあげてるのに。」「オレばっかり。」とは言わないところ

最初の頃はこんなことにも気付けずにいました。

二人で生きて行く以上、どちらかが「○○してあげてるのに。」とか「自分ばっかり」っていう感情は

極力ない方がいいなと思います。

かくいう私がそんな感情を持ちやすいので、自身の戒めのために書いています。

ルート決めも、宿決めも、移動決めも、出来るところは手伝って・・・。

「なんで私ばっかり。」と思ってしまう時には、助けてもらっていることを思い出したり・・・。

このことに気付いてから、二人の関係も良くなったような気がします。

やっぱり、自分次第なんです。

また一つ学びました。


喧嘩することも多々あるし、いまいち理解不能なところだってあるけれど、

「何でこの人はこうなんだろう?」「何を考えているんだろう?」という、

探求心や理解しようとする気持ちがあるうちは、どんなに喧嘩しても大丈夫だと思います。

分かりあうことを諦めた時が終わりの時のような気がします。




最後に。

今はインターネットが繋がれば情報がいっぱいあって、

旅をしてても便利なんだけど、辛いこともあります。

それは、他の旅人さんや日本にいる友達が羨ましく見えたり、他の人とついつい比べてしまうこと。

比べる材料が山ほどあるのです。

特に最初の3か月は、思い描いていた「理想の旅」の幻影にとりつかれて、

自分たちが色褪せて見えることもありました。

でも、 は  。

そんな簡単なことにも気付けなかったなんて。

せっかく貴重な時間を過ごしているのにもったいない。

よめ愛用の「ほぼ日手帳」にこんな言葉がありました。


もっとも重要なことは何かと言ったら、

自分と自分が理想と考えている自分との、その間の問答です。

「外」じゃないんですよ。



他の人を自分が理想とする自分の参考にするのはOKなんです。

でも比較するのは誰かとじゃない、理想の自分と今の自分であるべきなんだ。

そこを履き違えてはいけないんだ。

この言葉が非常に腑に落ちたのです。

$大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~
大きな木のしたで~The Story of the Big Trees~

今日は自分のために、忘れたくないことを書いておきました。

オチは特にないです。

いいんです つぶやきだもの いいんです



あ、今回は辛い辛い言ってる。笑

本当はこういう気持ちの変化をちゃんと書いておきたいんです。


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