さて、先日納品されたグランドピアノ「シゲルカワイ」の詳細に触れておきます。
Shigeru Kawai / SK-2 ATX-f
数あるカワイのグランドピアノシリーズのうち、SKというシリーズで一番小さなサイズの SK-2 というモデル。
他にもスタンダードタイプのRXシリーズ、コンパクトタイプのGMシリーズ、フルコンサートピアノのEX、クリスタル仕様のCRシリーズと、いろいろ揃っております。
で、今回購入したSKシリーズをひとことで言うと、サイズに関係なくフルコンサート仕様の技術を惜しみなく投入した特別なモデルということらしく。
カワイの京都センターでRXやGMと弾き比べてみたのですが、ピアノに関してはまだまだ素人の私にですらその音の抜けの違いがわかるぐらいです。もちろん価格もそれ相応に高くなるのですが、音の抜けが良いのでスタンダードモデルより1~2サイズ小さい機種を購入しても音量に関しては謙遜が無いという事で、思ったほど価格差がある訳でもないみたいです。
実際部屋に置いてみて、私や娘たちのまだ全然鍛えられていない指で弾いてもかなり大きな音がしますよ。
さて、我が家はツーバイフォー工法で建ってるんですが。この工法、結構遮音性に優れているという特徴がありまして。昼間に嫁に結構な音量で弾いてもらい、外に出て聞いてみました。
さすがに部屋の中は電子ピアノを最大音量で弾いた時かそれ以上のやかましさになりますが。。。外に出て聞いてみると電子ピアノでは外にはほとんど音が漏れなかったのに比べ、シゲルカワイはめっちゃ音が通りますね。
でもまぁ電子ピアノに比べてという程度で、うちの前の道路は交通量も多いし「ピアノが鳴ってるな」という程度でそれほど気にならない。。。と思います。
ただ、嫁と相談して一応夜9時以降は生音で弾かないようにしようとしました。。。生音では。
さて、生音では弾かないようにするとなると、生音以外で弾いちゃおうと企む私。
実はグランドのくせに消音仕様。
ハンマーにストッパーをかけ、ハンマーの動きを光りセンサーで拾って伝え、音源を鳴らすんですが、これがよく出来てるんですわ。
ANYTIME X という名前の機構なんですが、写真は調律時のもの。基盤の裏に光センサーがあるようです。生のグランドピアノなのに、電子楽器でもあるんですね。音源部には MIDI IN/OUT まで付いてて、音源はデュアルで鳴らせますし、加えて生音と音源を同時に鳴らせたりもします。いやー、ハイブリッドですねー。
音源はカワイのフルコンサートピアノ、EX からのサンプリングらしく。笑っちゃうぐらい結構リアルです。消音にしてストッパーがかかった時のタッチの差は、少なくとも私には全然わかりません。
そしてさらにこの ANYTIME X、ヘッドホン無しでも音が出ます。
響板の裏側にスピーカーが2個搭載されてるのに加え、アクチュエーターと言われる振動を加える装置が付いてます。電子ピアノ同様ある程度音を絞れば夜でもヘッドホン無し、しかもグランドピアノのタッチで練習できるのがありがたい。
減音機構として、カワイのラインナップには他にもピアノマスクというのがあるんですが、音が出る各部にマスクをして減音しようとするシステムのため、完全な消音にならない上、普段から音がこもってしまうようです。加えてシゲルカワイはこの機構の組み込み対象機種ではないようで。
ってなわけで、昼間は電子ピアノですら子供たちと取り合いになってる状態なので、出費は痛いですが夜に子供たちが寝静まってからゆっくり弾けるのはありがたいです。
そんなこんなで、親子でこれからさらにピアノに熱が入りますよ。

Shigeru Kawai / SK-2 ATX-f
数あるカワイのグランドピアノシリーズのうち、SKというシリーズで一番小さなサイズの SK-2 というモデル。
他にもスタンダードタイプのRXシリーズ、コンパクトタイプのGMシリーズ、フルコンサートピアノのEX、クリスタル仕様のCRシリーズと、いろいろ揃っております。
で、今回購入したSKシリーズをひとことで言うと、サイズに関係なくフルコンサート仕様の技術を惜しみなく投入した特別なモデルということらしく。
カワイの京都センターでRXやGMと弾き比べてみたのですが、ピアノに関してはまだまだ素人の私にですらその音の抜けの違いがわかるぐらいです。もちろん価格もそれ相応に高くなるのですが、音の抜けが良いのでスタンダードモデルより1~2サイズ小さい機種を購入しても音量に関しては謙遜が無いという事で、思ったほど価格差がある訳でもないみたいです。
実際部屋に置いてみて、私や娘たちのまだ全然鍛えられていない指で弾いてもかなり大きな音がしますよ。
さて、我が家はツーバイフォー工法で建ってるんですが。この工法、結構遮音性に優れているという特徴がありまして。昼間に嫁に結構な音量で弾いてもらい、外に出て聞いてみました。
さすがに部屋の中は電子ピアノを最大音量で弾いた時かそれ以上のやかましさになりますが。。。外に出て聞いてみると電子ピアノでは外にはほとんど音が漏れなかったのに比べ、シゲルカワイはめっちゃ音が通りますね。
でもまぁ電子ピアノに比べてという程度で、うちの前の道路は交通量も多いし「ピアノが鳴ってるな」という程度でそれほど気にならない。。。と思います。
ただ、嫁と相談して一応夜9時以降は生音で弾かないようにしようとしました。。。生音では。
さて、生音では弾かないようにするとなると、生音以外で弾いちゃおうと企む私。
実はグランドのくせに消音仕様。

ハンマーにストッパーをかけ、ハンマーの動きを光りセンサーで拾って伝え、音源を鳴らすんですが、これがよく出来てるんですわ。

ANYTIME X という名前の機構なんですが、写真は調律時のもの。基盤の裏に光センサーがあるようです。生のグランドピアノなのに、電子楽器でもあるんですね。音源部には MIDI IN/OUT まで付いてて、音源はデュアルで鳴らせますし、加えて生音と音源を同時に鳴らせたりもします。いやー、ハイブリッドですねー。
音源はカワイのフルコンサートピアノ、EX からのサンプリングらしく。笑っちゃうぐらい結構リアルです。消音にしてストッパーがかかった時のタッチの差は、少なくとも私には全然わかりません。
そしてさらにこの ANYTIME X、ヘッドホン無しでも音が出ます。

響板の裏側にスピーカーが2個搭載されてるのに加え、アクチュエーターと言われる振動を加える装置が付いてます。電子ピアノ同様ある程度音を絞れば夜でもヘッドホン無し、しかもグランドピアノのタッチで練習できるのがありがたい。
減音機構として、カワイのラインナップには他にもピアノマスクというのがあるんですが、音が出る各部にマスクをして減音しようとするシステムのため、完全な消音にならない上、普段から音がこもってしまうようです。加えてシゲルカワイはこの機構の組み込み対象機種ではないようで。
ってなわけで、昼間は電子ピアノですら子供たちと取り合いになってる状態なので、出費は痛いですが夜に子供たちが寝静まってからゆっくり弾けるのはありがたいです。
そんなこんなで、親子でこれからさらにピアノに熱が入りますよ。
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