タイトルがごちゃごちゃしてますが。要はギターの修理に行った話。

 去る2月、16年ぶりにギターを新調 したんですが、新型ピックアップをとっても気に入ってしまい、以前のギターも交換 したんですね。そしたら、やっぱり長年使ってたギターです。新しいギターそっちのけでここ最近ずっと古い方のギターを使ってるんですよ。

 エフェクターなんかは新しいやつ使ってるのに、ギターだけはやっぱりずっと使ってた方がしっくりくるみたいなんですよね。不思議なものです。


 で、古いギターの方が使用頻度が高いともちろんそっちの方が故障も多い訳で。就職してからしばらくライブ活動を封印していた頃は、ギターのメンテナンスを2~3年に一度しかしてなかったんですが、今年1月にライブ活動を再開してからというもの、一体何度足を運んだ事か、大阪・アメリカ村の Top the Guitar ALEX


 最近はコンスタントにライブが入ってるので、行ったんギターが入院しちゃうとライブに間に合わなくなる可能性もあり、ライブの合間を縫ってお店に連絡を入れ、故障の状態を伝え交換パーツの有無を確認して、その日に修理可能かどうかをメールで問い合わせてから行くようにしてるんですが。

 今回は。。。タイテンブロックの破損。

 タイテンブロックとは。結構激しいアーミング奏法を多用する私のギターには、弦のチューニングが狂わないようにロックする、ロック式トレモロシステム(フロイドローズ)ってのが搭載されてるんですが、弦を固定するのにほんの数ミリ大の小さな鉄のブロックが使われてるんですね、これがタイテンブロック。

フロイドローズ
フロイドローズ・トレモロシステム

タイテンブロック
タイテンブロック


 このタイテンブロックってのがですね、弦を固定するのにある程度の圧力がかかる上に錆びちゃうんですね。ちょうど右手をギターにのせる位置に重なるんで汗を吸いやすいみたいです。

 このパーツだけで、今まで何回交換してるんだろ? トレモロ自体も破損して1度交換してるんですけどね。今回の修理もこのパーツの破損。


 ライブまで時間が無いこともあり、平日でしたが午後の早い時間に仕事が終わったので、幼稚園から帰って来た長女こまきを連れて大阪まで行って参りました。


 ところで修理に行くとある程度待ち時間も発生しそうなので、内職道具を。。。持って行ったのはお絵描き道具。

 最近ライブ毎に我がバンド Hello Everybody のメンバーの近況とかを綴った「ハロエブ通信」なるものをメンバーが交代で作り、会場で配ってるんですが、今回は私が担当でして。そこに挿絵を入れようと思ってたので、待ち時間に喫茶店でコーヒーでも飲みながら書く事に。

 ところで先日本屋で万年筆画なるジャンルの絵画が存在するのでちょっとやってみようかと。
楽しい万年筆画入門 (趣味の教科書)/古山浩一
¥1,365
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 そこで持参したのは以前から持っている万年筆と水彩絵の具、そして小さめのスケッチブックの3点。

ウィンザー&ニュートン CWC メタル スケッチ ボックス
¥5,800
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LAMY safari 万年筆  F(細字) ブルー
¥3,990
INOBUN イノブン

マルマン コットマン水彩紙 荒目(中性紙) F0 (142×185mm) 18枚 S10 5セット
¥3,307
文房具屋さんワキ文具


 ギターを修理に出して。。。店の近所の喫茶店で描いてきました。


万年筆画
絵心は無いが、描くのは好きだったりする


 一応子供にはボールペンと紙を持たせたら、機嫌良くお絵描きしてくれてましたよ小一時間。


 再びお店に戻ってギターを受け取ります。店を去り際に店のおっちゃん、有原氏が一言。


「新しい方のギターも使たってや」


。。。最近あまり使ってないの、バレてるし。
そりゃそうでしょうね、新しくギターを作ったのに修理に持ち込むのは古い方のギターばっかりやし。


 帰りに、長女を大阪まで電車に乗って連れ回したのを悪く感じたので、梅田は HEP FIVEの観覧車に乗せてやる事に。

HEP FIVE
梅田の夜景を見てご満悦のこまき

 観覧車から降りて、二人で観覧車の降り口横にあったイタメシ屋さんで夕飯。観覧車の半券で10%オフに釣られました私。

 そんな感じで、5歳児とのデートも兼ねつつ約6時間の小旅行でした。

 家に帰って、せっかく描いた絵をスキャナーで取り込んで加工。ハロエブ通信 vol.4、完成です。

ハロエブ通信
ハロエブ通信vol.4


 ギター修理に行くだけでも、やろうと思えばいろいろできるもんだね。