当直明け。夜中の中途半端な時間に起こされてしまったので、寝付けず。仕方なく年賀状の住所チェックをすることに。そんなこんなで朝方になって、少し仮眠。

 朝になって、嫁からメールが。「ドラム屋さんに行こう」と。今日はオフです。

 さすがに先日久々に叩いたドラムがハウリングの嵐 では、気持ちも萎えるんでしょう。そうでしょう。

 で、行ってきました。ドラム屋さん。


 向かったのは京都のドラム専門店、「GATEWAY 」。やっぱり行くならドラム専門店でしょう。行った事はありませんでしたが、嫁が前からチェックしていたそうです。

GATEWAY

 お店はさほど大きくなく、スネアとシンンバル、小物とパーカッションが数種類が所狭しと並べられています。二階がスタジオになっていて、スクールもやっています。

 で、入ってすぐ。店が狭いのでぶらぶら店内を見学できる余裕も無く、即店員さんと相談。要望を伝えます。

・リハーサルとレコーディングの両方に使う
・ポップスとロックが中心、たまにフュージョンもやる
・あまり派手な音色で無くてよい
・エレドラからのリプレースで、ペダルとスローン は持っている
・シンバルはセイビアン が好き
・YAMAHA、TAMAは嫁が嫌い

 とりあえずこれ位の内容を伝えると。店員さんから帰ってきたお答えは‥‥

Ludwig
dw
SONOR

の3社でした。

 Gretsch はジャズ寄りなので用途には向いていないのはわかるとして、Canopus のことを聞いても、あまりいい反応はありません。この道25年のベテラン店員さんなので、元ドラマーの私、少し察してしまいました。「最近はやりのバンドで使われてるので、若い人には人気が。。。」ってな感じ。なるほど、私がもう少し若かったらこんなコメントも聞けなさそうです。

 OCDP は納期と金額の問題で却下。さて、現時点で私の頭の中で考えていたCanopus, dw, OCDP と店員さんのおすすめで一致するのは dw だけになりました。しかしジャンルの話をするうちに、どうも dw や Ludwig よりは SONOR のほうが目的には合っているというご指摘。う~ん、高嶺の花だったSONOR、金額的にはどうなんでしょう。

 予算を伝えると、やはり少しオーバーになるそうです。予算の約1.5倍。。。あれ、3倍位すると思ってました。そこでとりあえずセットの見積もりを組んでみる事に。

SONOR DELITE SERIES

SONOR
DELITE SETS in Brilliant Champagne

 ドイツのメーカー、ソナーの上から2番目、DELITE シリーズ。値段と音を考えるとおすすめだそうで。家の配置も考えて、以下のセットで組んでもらいました。

Bass Drum : 22"
Snare Drum : 14"×6"
Tom Toms : 10", 12", 13"
Floor Tom : 16"
Hi-Hat : 14"
Top Symbals : 16", 18"
Splash Symbal : 10"

 銅の深さは、いろいろ話しててスネア以外忘れてしまいましたが、少し浅めで 10" のタムで 9" の胴にしてもらったような気がします。最初スネアの胴は 5" 位が使いやすそうかなと思ってましたが、嫁のロックドラマーの意地でしょうか、6" を要望してきました。SONOR は5.5"とか6.5"などの端数の胴は無いそうで。

 シンバルですが、これも用途からするとメーカーはセイビアンで良いとのこと。スタジオのスペース的にライドを置く余裕が無さそうなので、Top シンバルの大きい方をややヘビー目にしてもらい、18"をクラッシュライド的に使う事に。セイビアンにはクラッシュライドのシンバル自体が存在しないそうです。

 さて、予算は結局1.5倍になりましたが。憧れのSONORです。嫁の顔が少し曇り気味の様に見えます。たしかにメインで叩くのは嫁。どうするか相談すると。。。

「任せる」とのご返事。納期が速くて2ヶ月、遅いと半年位かかるそうで今決めないと来年夏前位に漠然と考えているライブの予定まで間に合いません。別にセット全部をライブで使う訳ではないのでいいんですけど、スネア位は使いたいでしょ。


 。。。思い切って決めました。憧れの SONOR です。前金を10万円納めてしまいました!

 あと、レコーディング用にマイクのセットが必要なので聞きましたが、PA関連は扱っていないとの事。また後日別の見せにいく必要があります。家に5758 が何本かあるのでそれでもいいのですが、マイクスタンドが全然ありませんし、置くスペースも無いです。クリップ式のドラム専用マイクにしたいのですが、しばらく検討することにします。

 さて、うちのスタジオで SONOR はどんな音を響かせてくれる事になるんでしょう。結構痛い出費になりましたが、ついに念願のドラムセットです。待った甲斐がありました。