Bacchus5
DEVISER
Bacchus 02WOOD LINE 5 OX TURBO (5strings)

 先日20年ぶりにベースを購入した話 を書きましたが、早速レコーディングに使ってみました。

 まず音ですが。ピックアップはパッシブな上、名前に TURBO とあるようにスイッチオンするとどうやらシリーズ接続になってさらにパワーのある、悪くいうとお下品な音になります。ロックの曲を録音するなら間違いなくスイッチオンですが、最初意味がわからないまま録音し始めると、倍音が出まくってコントロール不能状態に。ピックを使うとまだ制御できるのですが、後ノリ感を出すのに指弾しないと曲調合わないのでスイッチはオフっておくことにしました。

 今回の録音方法ですが、出来るところまでDAWでやろうかなと。Roland のフィジカルコントローラー、UR-80Hi-Z 端子 から Mac へ入力、途中に POD2 をかませました。ギター用の POD ですが、ベースに通しても全然 OK です。ベース用の POD もあるんですけど、試奏しちゃうときっと欲しくなるので絶対試奏しませんよ。

 あれこれ試しましたが、最初知らずに TURBO をオンにしていたら音が暴れるので、ダイナミック系の VSTi をかませました。しかし、もともと POD も少しだけレイテンシー が気になるところに VSTi をCPU側でかけちゃうと、とんでもなく音が遅れて演奏に支障をきたすぐらいになってしまいます。で結局 TURBO スイッチはオフって POD 側で少し深めにコンプレッサーをかけることにしたんですけど、これが結構良い感じなんですね。それでもレイテンシー、結構気になります。やっぱりDAWへの完全移行は全てがゼロレイテンシーになってからですね。

 ベースの弾きやすさなんですが、さすがに今までの3万・4万クラスのものとは訳がちがいます。もともとアッシュ材なので、音が前に出てくるし、当然値段がそこそこするだけあって演奏性もかなり高く、見た目も格好いいので長時間心地良く弾いていられます。

 そして何より5弦ベース。5弦や6弦は店頭なり知り合いのものなりを弾いたことはありましたが所有するのは初めて。じっくり弾いてみて、その凄さを感じました。低音になるとローフレット側を弾くことになるんですが、手があまり大きくない私、長時間低音側を弾くのは結構つらいんですね。これが Low-B まで出ちゃうんですけど、さすがにそこまで低音を使うことはなくても、5弦では一番低い E でも5フレットになるので、かなり楽に弾けるんですよね。考えたら当然なのですが、バンドでの演奏経験は4弦しか無かったので、ベースを弾き始めて20年、目から鱗が落ちる思いでした。5弦使ってる人からすると、「何を当たり前のことを」って言われちゃうんでしょうけど。やられましたね、5弦ベース。もう4弦には戻れないかも。ギタリストの私、別に戻らなくていいんですけど。


 しかしまぁ、練習も含めて久しぶりに指弾きを何時間もしましたが、あまりに久々だったので右手にタコが出来かけてます。。。



人気blogランキング
1日1クリック!