オムニバスCD用の録音 を終えて半月。本格的に曲を仕上げたのは今のスタジオを作ってから初めてだったのですが、今回の企画はプレス枚数が前回前々回 より1桁多いので、たった1曲の参加とはいえどかなり気を遣いました。

 で、その反動もあって、半月間ほとんど何もする気が起きない状態。ずっと機材紹介ばっかり。安い上に古い機材が多いので、あまり参考にならないのを承知で書いてました。まぁ私なりにそんな機材達で、もがいてるんですけど。

 今回のレコーディングは時間がない中それなりにがんばって録音した訳ですが、その後2週間、とにかく何度も聴きました。1日30回ぐらいは聴いてるんじゃないでしょうか。これだけ聴くと反省点がいっぱい見えてきます。気に入らない点を羅列しちゃうと、発売後すぐにそこばっかり聴かれてしまうと思うので、特に反省した点を。それは。。。
 
 カッティング。

 テンションノートや代理コードをごく一部にしか使ってません。もともとあまりカッティングは得意ではないのですが、今回の曲はポップスなので、もうひとひねり欲しかったです。その分、今回は少しシンセを足したので、単調にはなってないとは思いますが。

 先月のプレ王のディレクターズレビュー で取り上げられていた lovesick puppy というバンドの "sweeting garden " という曲があるんですが、アマチュアなのにいい雰囲気です。曲調にぴったりのカッティング。こんなバッキングを付けることができるようになりたいです。

 ということで、早速練習開始。

伊東 ヒロム, 岩見 和彦, 井桁 学, ギターマガジン
まるごとカッティング・ギター―テクニック向上促進プロジェクト

 最初の方はカッティングの基本練習なので飛ばし(基本を侮ってはダメですが、基本ばっかりでは時間が無くなります)、90以上あるEx.のうち 今日は14から21まで。うーん、テンションかかってるよ。小1時間練習して、まずまずの感触ですが、お手本の CD のレベルにはまだまだです。やっぱりギターの要はミュートってところでしょうか。

 また次に練習するまで間があいてしまうと忘れてしまうんだろうなぁ。今の私にとって大事なのは指を動かすことよりアレンジ力を養うことなんだけどな。