シーケンサーソフトとしては最メジャーの一つ、Cubase。もはや知っている人には何の説明も要らないでしょうし、知らない人はどうでもいいでしょうし。
私が最初に使ったシーケンサーは、高校1年の時に友達が持っていた CASIO CZ-5000 というシンセに内蔵されていた単音8パートのステップシーケンサーだったんですけど、おまけ程度のものでかなり入力が面倒でした。YMO の "Nice Age" という曲のイントロを打ち込んでみただけで、結局それ以上使う気にはなれませんでした。ライブでもこのシンセを使うことがあったんですけど(当時キーボーディストの私)、めちゃめちゃ重くて(25キロぐらい?)持ち歩くのも一苦労でしたよ。
自分で最初に買ったのはKORG SQ-8 というハードウェア・シーケンサーでした。高校1年の冬にYAMAHA TX81Z というシンセ音源と共に購入。このシーケンサー、超小型でシンセの上に置いてライブで使う用に裏にスタンドまで付いているのですが、むちゃくちゃ操作性悪いです。液晶ディスプレイは付いているのですが、どこに何の音符を入れているかさっぱりわからない。。。ライブで弾けなさそうな早弾きパートを打ち込んでみるのですが、打ち込む時間があったら練習した方が早かったです。
高校2年の終わりに、大学進学の決定した兄貴が Dynaware の"Prelude" というNEC PC-9801 用のシーケンサを手に入れるのですが、春休みの間だけでしたがいじる事が出来まして。これがわたしの初めてのコンピュータベースのシーケンサでした。当時カモンミュージックの"レコンポーザー"というソフトが最メジャーだったと思いますが、レコンポーザーの CGI (キーボード入力)に対して、プレリュードは UGI、つまりマウス操作で楽譜入力が出来るところが斬新でした。私の打ち込みの基礎を作ったソフトです。マイナーすぎてネット検索でも写真すら出てきませんけど。
その後初代 Mac版ミュージ郎
、Opcode Vision
を経て、現在の Cubase シリーズに至ります。VST Ver.4 からVer.5 を経て、現在は 初代SX を使ってます。一番上の写真は SX3 ですけど。Vision からCubaseシリーズに乗り替えたきっかけですけど。大学の頃、旧友セバ様 の「Cubaseかっこいい」というつぶやきを何度も何度も聞かされて、刷り込まれておりました。しばらくして Opcode倒産となってしまい、Vision の使い勝手の悪さから乗り替えるソフトを探していたのですが、彼のつぶやきがどうも耳に残って、一度使ってみようということで。
近々 SX4 が出そうですが、今のマシンパワー と、やりたいことを考えるとしばらく SX で十分かと。まだまだ使いこなせてないし。
