VS-1880
Rolanad
VS-1880

 いまだに DAW よりMTR 派な私。好みなので仕方ないです。とはいえ、トラック数の不足を、MTR 内部のバーチャルトラックで補うよりも DAW 使った方が楽なのも事実。実際今回のレコーディング では、ボーカル・コーラスパートは完全に DAW でやりました。

 とまぁだんだん自分の志向が DAW に移行しつつあるのを感じますが、PROTA ONE から始まって20年ちかく経ている私の MTR 歴、まだまだそう簡単には揺らぎません。

VS-880  さて、Roland が 8トラック・デジタルMTR、VS シリーズの元祖 VS-880 を発売で宅録界に革命を起こしてから早10年が過ぎました。当時 YAMAHA の 8トラック・アナログMTRを使っていたのですが、私にしては珍しくいくつかの機材を売って、このVS-880 を購入しました。それ以前のカセットの時代と比べて、録音のクオリティーが飛躍的に向上したのは言うまでもありません。その後キットを購入して VS-880 V-Expanded にバージョンアップ後、18トラックモデルであるこの VS-1880 に買い替えたのが2000年9月なので、ちょうど6年になります。

 最近の DAW に比べてやはりディスプレイが狭いですし、モノクロなので視認性が悪いです。これでも VS-880 の頃から比べると表示される情報量が非常に増えたと喜んでいたんですけどね。

 18トラックのうち、普通に録音するのは16トラックで、残りの2トラックは2ミックスに落とすトラック用ですが、内部でミックスダウンするのでなければ18トラック全部使えます。

 最近の後継機種は内蔵HDが大容量化され、外部ディスプレイがつなげたり、CD-Rが内蔵されてたり、ピッチ補正ができたりと、最近なりに高性能化されてますが、基本的には音質面で劇的に向上したわけでもなさそうなので、まだまだ VS-1880 でも頑張れそうです。

 とはいえ、内蔵HDはもうとっくに限界が来ているため外部HDを3台つないでて、これにZIPドライブとCD-RをSCSI接続しているので、結構かさばってます。VS-1880 を置いている机の下に、100均で購入した網を曲げて結束バンドで無理矢理固定してます。HD は内蔵 6GBに加え、13GB、4.3GB、1GB の計24.3GB ですが、もう足りなくなってきてるんですけど、SCSI 接続の HD も ID があと一つしか空いていませんし、なにより規格が古いのでもう中古でも手に入れにくくなってきています。いま接続してる HD が満杯になった時が買い替え時でしょうか。

 次もやっぱり Roland かなぁ。