『腺様嚢胞癌って何?聞いたことないんですけど・・・』
私が罹患したがんは、「腺様嚢胞癌」という聞いたこともない名前のがんでした。所謂、希少がんと言われるものです。
★腺様嚢胞癌とは★
【腺様嚢胞癌参考サイト】
※がん情報サービス
https://ganjoho.jp/public/index.html
※がん情報サービス(腺様嚢胞癌)
https://ganjoho.jp/public/cancer/adenoid_cystic_cancer/index.html#anchor1
※国立がん研究センター(希少がんセンター)
【腺様嚢胞がんについて】
○腺様嚢胞がん(せんようのうほうがん、adenoid cystic carcinoma、ACC)は、分泌腺から発生する悪性腫瘍でまれな腫瘍の1つ
○頭頸部領域に発生することが多く(頭頸部領域において1%から2%程度の頻度)、耳下腺や顎下腺などの大唾液腺や口腔内、鼻腔に発生。
※私は気管原発でさらに希少!!
○40歳代から60歳代に多く、男女比は同等か、やや女性に多い。
○1年間に10万人あたり6人未満という希少癌
【症状について】
○腺様嚢胞がん特有の症状はなく、発生した部位に応じた症状が出現。
大唾液腺(耳下腺、顎下腺)・・・腫瘤(しこり)の自覚
鼻腔・・・鼻閉、鼻出血
口腔・咽頭・・・違和感、嚥下・構音(こうおん)障害(話しにくさ、食べにくさ)
【診断について】
○腫瘍から組織を採取し病理学的に診断。
○触診や視診、CTなどの画像検査により病変の範囲を把握することが重要。
《私の場合》
喉の違和感
➡エコー検査・針による組織採取(甲状腺がんの疑い)
➡血液検査(腫瘍マーカーほかすべて異常なし、むしろ健康体)
➡CT検査(気管内に10㎝の「がん」らしき病変確認・組織採取)
➡組織検査(「腺様嚢胞癌」と確認)
➡PET検査(喉から気管にかけて光る・他部位に転移は認めない)
➡胃カメラ(食道、胃内部に以上は認めない)
➡最終診断結果(気管原発の「腺様嚢胞癌」、ステージⅣと告知)
【腺様嚢胞癌の特徴と治療について】
○腫瘍の増大速度は比較的遅い
○周囲組織への浸潤傾向が強い
○遠隔転移の頻度が比較的高い
○化学療法(抗がん剤治療)と放射線療法に関しては有効とした報告もあるが、未だ一定の見解は得られておらず、治療の中心は手術。
○病変の状態によっては追加で放射線治療を行う場合がある。
○重粒子線治療が有効との報告もあるが、長期的な合併症など不確実な部分も多く一般的な治療とはなっていない。
○治療後も長期の経過ののちに再発をきたすケースもあるので、長期間の通院による定期チェックが必要。
【気管癌】
気管を原発とする癌は全悪性腫瘍の中の0.1%以下で、1年間の発症率は10万人あたり0.2人以下と稀。
【希少中の稀少】
このことから分かるように、希少な腺様嚢胞癌が、気管原発という希少部位に出来たことになります。2017年7月のがん告知以来、腺様嚢胞癌患者会TEAM ACCの方などとの交流もあるのですが、気管原発の腺様嚢胞癌の友人は片手で数えられるほどしか出会っていません。
また、気管原発と言っても、気管内、気管支内、気管から気管支にまたがった部位、肺に近い部位と様々です。
【今日の筋トレ】
今朝の公園は寒い!!手はかじかみ、座って休憩していると犬の散歩の御婦人が「お尻冷たくないですか?」と。立ち上がると椅子にくっきりお尻の形が!!霜が降りていたようです。
◎スローブルガリアンスクワット 20回×5セット
(※重力に逆らいながらゆっくり4秒でおろす。)
(※足の位置は靴の長さ×3で決めています。)
◎ワンレグカーフレイズ
【今日の取れ高】
(※コンビニレジ袋×2袋・注意書きの効果は今一か!?)