小さな温泉街に
小さなお酒を持って
旅行に行きました。
飲み友達が
おいしいよ、と言ったので
コアントローを買ってみました。
お湯で薄く割ると
乳白色のやわらかい色になります。
柑橘系のリキュール、いわゆるキュラソーなのかな?
旅館にあったガラスのコップで作って飲むのにぴったり。
キュラソーの風味が大好きなので
ちょっとやみつきになりそうです。
秋に
風邪をひいてる人が
「エヘン虫がいます」と言いました。
…なんすか、それ?
話によると
それは架空の生き物で
喉付近に生息するそうな。
関東ローカルな生物だ
と信じていましたが
JR西日本車両内で
それらしきウニ発見!
関西上陸ですか!?
と興奮しました
が
特に驚かない友人。
えー!みんな知ってるのー!?
私は
三葉虫をじかに見た
くらいの衝撃を受けたのに!?
ずっといたの?
関西にも!?
四半世紀生きてきたのに
今まで
どうやってエヘン虫のいない世界に生きてたのか
全くの謎。
そして
昼食時にデザートのキンカンを見て
「これ、小さい蜜柑?」と聞いた大学教授を
懐かしく思い出しましたとさ。
びっくりするほど
古い言葉に出会いました。
---------------------------------------------------
辺鄙な大学院におります。
学内の寮に住まう身であるため
外界にほとんど触れず
限られた人間と
決められた日程の中
研究を進めます。
変化に乏しい毎日に
ともすれば
倦んでしまいそうになるけれど
大好きな友人と語り合ったり
料理に凝ってみたり。
入浴剤をお風呂に入れてみたり
香水をつけて眠ったり。
色鮮やかな
グロスやチークをながめ
どれを乗せようか迷ったり。
日々のスパイスを上手に使いこなしたいです。
---------------------------------------------------
すっかり忘れていた文書でした。
大学院にいた頃の自分。
何をどうしたらいいのかわからず
自分のモチベーションを保つために
研究以外の様々なことに
手を出していた自分。
苦しくて
どうしようもなかった日々でしたが
研究で得たものも
別分野のことも
あの生活で得たものが
今の私を支えています。
大学院では、
貧乏だったり
閉塞感というより拘束感があったり
とにかくしんどかったです。
思い出したら叫びだしたくなる。
わー。
でも、あの日々が私を確実に強くしました。
月並みな言葉ですが、
「若いうちの苦労は買ってでもしろ」
という奴だなあ。
今、ひとりぼっちで
人生に勉学に迷い苦しんでいる人たちに対して
きっと報われるよ、と
心配しないで夢中でがんばれ、と
私が伝えることで
「後輩」たちが少しでも楽になりますように。
今夜はヨガフィーバー。
母と久しぶりにヨガをしました。
ふたりで、ヨガをしていると
体内がぐんぐん良くなっていくのが
互いに確認できて、楽しい。
母はスタジオに通い
私は本を見ながらヨガを続けています。
たまに一緒にヨガをして
新しい知識を教えあい
互いの体の癖を指摘しあって
少し健康になって
また互いの社会へ帰っていきます。
そんな、2006年ヨガはじめ。
今年もマイペースで続けます、ヨガ。
最近好きなヨガ本はこちら。
雑誌で、3ヶ月ごとに出版されます。
先日6号を購入。
号を重ねるごとに、写真が美しくなっていきます。
図解もわかりやすいので、お勧め。
あけましておめでとうございまーす!!
今日は10年ぶりに祖父と叔母が実家に来ました(日帰り)。
晴れた日だったので、ドライヴ。
雪化粧の山々がとても美しく、空気は冴え渡ってました。
思わず携帯でパチリ。
やっぱり風景を撮ると、携帯カメラの限界が…。
フィルム写真ほど本格的じゃなくていいけど
もう少しいい写真が撮りたくなって
父からデジタル一眼レフを譲り受けることにしました。
(おもーいカメラなので、出番は少ないかもしれませんが。)
携帯電話の電池がよわよわで
丸一日持たなくなってきました。
電池を買うか、
もっといいカメラ付きの携帯買うか。
…迷っちゃうなあ。
今年は野望に燃えています。
実現したいことがたくさんあります。
熱中して迷惑かけたら、
はっきり言って下さい。
失敗してしょげてましたら、
少しだけなぐさめて下さると大変助かります。
もしも迷惑じゃなければ。
ご縁がありましたら。
今年も一緒にお付き合い下さいませ。
楽しい一年にしましょうね!
クリスマスも納会も終え、
実家に帰ってきました。
電車に揺られながら、ぼんやりとこの一年のことを考えていました。
修士論文が書けなくて困っていたこと。
何とか大学院を卒業できたこと。
送別会で泣いてしまって、きちんと挨拶ができなかったこと。
会社に入って、
多くの人と出会い
かけがえのない友人を得たこと。
合唱とヨガを始めたこと。
初めて自分が創ったものが
製品になることが決まったこと。
価値観が変わったこと。
大嫌いだった大学院で得たものが大きさ。
自分の選択は、間違っていなかったという、実感。
ぼんやりぼんやりと考え
すごい一年だったことに気が付きました。
今まで生きてきた中で、一番すごい一年だったかもしれません。
来年は。
来年は、もっとすごい年になる気がしています。
為すべき仕事があって
愛する友人たちとの約束があって
ちょっとした野望なんかもあって
とても、楽しみです。
これまで支えてくれた人、これから支えてくれる人に
限りない感謝を。
今年はありがとう。
来年は、もっともっと面白くしましょうね。
※この文章は、2005年大晦日に書いて、自動更新しました。
プレゼントが、好きです。
貰うのも、あげるのも、楽しくて
いかに楽しく驚かせるか、と
趣向を凝らしていました。
でも
収入が増えて時間が減って
ゆっくりと趣向を凝らせなくなったり
義務的なプレゼントをあげることになったりして
…反省しています。
今年
とてもとても嬉しいプレゼントを
いくつか戴きました。
ツイード生地で作った、テディベアとか
出張土産、兼バースデープレゼントのハトサブレーとか。
バースデー当日に来襲して、ローズティーをくれた方もいました。
雨の日だったのに。
少ししか会えないとわかっていたのに。
美味しい果物を下さった方もいました。
いずれも、本当に嬉しくて、ありがたかったです。
でも
一番嬉しかったのは?と聞かれると
ローヤルゼリーのサプリメント、と答えます。
誕生日でも何でもない日に
疲れ果てていた私に
「ストレスに効くらしいよ」とくれたものでした。
たった200円で
包装もなく、カードもなく
でも思いやりに満ちた贈り物でした。
私も、こんな風に人を思いやりたい。と
強く思いました。
200円で、いかに人を幸せにできるか?
収入が増え、時間が減った今だからこそ
常に問い続けていこうと思っています。
先ほど、父と一緒に電気屋に行きました。
プレゼントをするためです。
そして、これを買いました。
iPodの20GBを持ってます。
大学院生の時に手に入れました。
それはもう、革命でした。
部屋が広くなった!
比喩ではなく、CDスペースが空き
机の上や引き出しがすっきりしたから。
(当時、本当に狭い部屋に住んでたので
余計に効果を実感した。)
ソフトウェアも使いやすく
これは世界が変わるなあ、と感じたことを
はっきりと覚えています。
これを贈ろうと決めたのは
父の海外出張が多く
部屋で音楽を聴く機会が少なくなったから。
どこに行っても好きな音楽と一緒にいられるようにプレゼント。
これからも、父が父らしくありますように。
長期休暇は、たいてい本をたくさん読みます。
今回の休暇は、この本で始めることにしました。
ずっと読みたかった本です。
夢中になって、読みました。
「テーマが恋愛じゃない、山田詠美」の傑作が
また一つ増えた、と感じました。
「恋愛がテーマじゃない、山田詠美。」
これは私の勝手な分類です。
山田詠美の恋愛は、濃厚。
打ちのめされる、と書いた作家がいますが
確かに強烈な質感を持って読者にせまってきます。
恋愛以外のテーマ、すなわち
人種差別や戦争、夫婦愛や友情、学園生活。
それらをテーマとした彼女の小説からは
静かに、静かに染み渡ってくる
穏やかな圧力を感じます。
私は、この本について語れません。
今までたくさんの本を読んできましたし、
コメントをしてきました。
でも、この本はコメント不可能。
それはこの本に対して、
あまりにも私の人生が浅いものだったから、でしょう。
ただ、読んで欲しい本。
読んで、感じて、考えて欲しい本です。
一人でも多くの人がこの本を読みますように。