今日は廃止が決まった三江線を行きます。



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三江線は、三次を早朝5時半過ぎに出る一番列車の次は10時過ぎまでなく、今日はその二番列車からの出発にしたため、ホテルにてバイキングの朝食をゆっくり取ってから行きます。乗り放題の切符ではないので、たまにはこうしたのんびりとした旅立ちも悪くないものです。



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時間が近付いたので始発駅となる三次へ。今はどうやらシーズンオフでも2両繋いでいるようです。




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しかし、GWが終わった直後の平日ということで、さすがに乗客は少ないだろうとの予測は外れ、残念なことに2両共既に団体客で占められていました。何とか座れたものの、がら空きの車内を期待していただけに、これでは興醒めしてしまいます。でもこの列車を逃すと、次に江津まで行く列車は夕方になる7時間後までないので、もうこれに乗って行くしかありません。



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発車後、程なくして車窓右手には江の川の流れが。終点までほとんどずっと川沿いを行く風光明媚な車窓が望めます。これぞまさしく三江線の魅力そのもの。




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嬉しいことに、途中の口羽で団体客は一斉に降りてしまい、一転してがら空きに。終点まで混雑を覚悟していただけに、俄然テンションが上がります。ボックスも占拠することができて、実に優雅な道中となりました。



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普段は少々停車時間を取ってくれる宇都井駅も、今日は団体客の乗降に戸惑って少々遅れ気味のため、すぐに発車。でもここはできれば下車して内外からじっくり駅を観察したいところですね。




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一旦終点となる石見川本では、実際は一時間半ここでやり過ごした後、そのまま江津行となります。これはこの先もう江津まで列車の行き違いができる駅がないため、江津を出た列車がここ石見川本に到着するまで発車できないためです。でも今はその長時間停車もすっかり定着し、毎日多くの人が、その間に町歩きを楽しんでいます。




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とても立派な駅で、委託駅として出札窓口は健在。町の顔としての貫禄に満ちています。




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時間になったので再び三江線に乗車。どこまでも付いてくる江の川の眺めに癒されます。




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時折山中へと分け入る車窓もまた捨てがたいですね。




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江津に到着です。とりあえず片道切符の旅はここまで。そしてまだ早いけれど、本日の行動はこれにて終了。


三次 10:02 → 12:18 石見川本 13:45 → 14:54 江津


スーパーホテル江津駅前
税込 5200円(朝食サービス)