なくなると思うと、やっぱり何度も見ておきたくなります。
今日の始まりは遠軽から。何だか待合室が寂しいと思ったら、売店が開いてなくて、閉店した旨を伝える貼り紙が。これも時代の流れですかね。
8時23分に出る白滝行から行動開始。この列車は、折り返して白滝方面から遠軽へ向かう列車になるための回送みたいな役割なので、乗客はテツが一人乗っている他は居ません。なお、今度のダイヤ改定で無くなる列車です。
のんびりゆっくり雪景色を堪能。下白滝と旧白滝は通過だけど、もちろん駅はしっかり見ておきます。
白滝に着くと、テツが数人列車を待っていました。恐らく下りの一番列車で上白滝で降り、ここまで歩いて来たと思われます。他に一般の客もチラホラ。でもこの列車は今度のダイヤ改定で無くなるので、ここも随分と不便になります。
そしてまた通過する旧白滝と下白滝をしっかり眺め、遠軽まで戻り、特快「きたみ」にてさらに遠軽から折り返します。
今度は一気に上川方面へと抜けてしまいます。
先頭のカブリツキスペースにて、今回廃止となる下白滝→旧白滝→上白滝の「白滝シリーズ」3連発。
旭川まで出ました。久々の大都会に思わず目が眩みそうになります。
次の列車まで時間があるので、旭川ラーメンで腹ごしらえ。駅前の通りを5分くらい歩くとあります。
旭川からは数少ない鈍行の岩見沢行に乗車。赤い711系は引退したけれど、ロングシートにならなかったのは幸いでした。
岩見沢からはロングシート車にバトンタッチ。今や札幌近郊はロングシートが主体となりました。
そして札幌からは札沼線に乗り換え。ここも今は電化され、かつてのローカル線のイメージは微塵もなくなりました。
石狩当別からは、同じ札沼線でも一気にローカル線へと変貌する非電化区間の列車に乗り換え。数少ない終点まで行く貴重な列車です。
そしてすっかり陽も暮れ、やって来たのは終点の新十津川。今度のダイヤ改定でここまで来る列車はとうとう一日にたった1本になるという凄まじさ。夜、ここで列車が発着するシーンはもう見られなくなるので、しっかり見ておこうというわけです。
夜に列車が来なくなることから。この駅も、もう灯りが点くことはないかもしれません。もはやほとんど駅としての役割を終えていますが、あちこちで駅が廃止されて行く今、こうしてまだ駅として残っているだけでもまだ運がいいのかもしれませんね。
帰りの列車は、行きよりも半分くらいに人が減っていました。滝川の駅が近いので、単純に折り返すよりも、そっちを選んだ人も多かったのでしょう。
札幌まで戻ると、ちょうど「はまなす」が出発するところだったので、最後の見送りをしておきます。最後の急行となった「はまなす」も、いよいよ残り2週間余り。やっぱり寂しいですね。
遠軽 8;23 → 9:08 白滝 9:16 → 9:54 遠軽 10:18(特快「きたみ」) → 12:20 旭川 13:38 → 15:19 岩見沢 15:35 → 16:18 札幌 16:40 → 17:23 石狩当別 17:27 → 18:56 新十津川 19:22 → 20:48 北海道医療大学 21:04 → 21:53 札幌 22:18 → 23:06 小樽