年3回発売となる「18きっぷ」が解禁日を迎えると、それだけでついついどこかへ行きたくなります。
というわけで、何となく下呂温泉にでも行ってみようかと思い立ち、東海道を下って岐阜へ。岐阜から高山本線に乗り換えます。でも残念ながら車両はロングシートになっていて、旅情と言う点では今ひとつ。もはやボックスに足を投げ出してのんびり寛ぐ旅のスタイルは、次第に遠のいて行く傾向にあるようです。
美濃太田を過ぎるあたりから、車窓には飛騨川の流れがぴったりと寄り添うようになり、素晴らしい渓谷美を楽しませてくれます。空いているのでロングシートからでも十分堪能できますが、でもやっぱりちょっと惜しいような。
そして温泉で有名な下呂へとやって来ました。
名高い温泉地であることを象徴するかのように、あちこちで温泉が湧いているのを見かけます。
飛騨川沿いに湧いている無料混浴露天風呂は橋の上から丸見え。でも今は水着の着用が慣例となったみたいで、実際利用者はみんな水着を着ていました。
ということで、まだ早いけれど、今日の「乗り鉄」はここまでにして、のんびりゆっくり温泉に浸かろうかと。これでも切符のモトは十分に取ったことだし、たまにはこんな贅沢な過ごし方もアリかと。