現地でのんびり過ごしてみるのも悪くないと思い、今日は「ばたでん」の愛称で親しまれる一畑電鉄を乗り歩くことにしました。そんなわけで今日は「18きっぷ」ではなく、「ばたでん」の一日フリー乗車券(1500円)を使います。



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出雲市のホームに行くと、リニューアルされた5000系がお出迎え。「鉄子」のアニメ化スペシャルや「新・鉄子」でも訪れたことを懐かしく思い出します。




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リニューアルされた車内は、ナント座席が個室のようになっています。「お忍び旅行」向き?(笑)




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川跡で乗り換え、まずは大社線の終点の出雲大社前まで行ってみます。頭端式のホームの先にレトロチックな駅舎が建ち、これぞ終着駅といった感じでしょうか。改札ラッチが新しくなっていましたが、木製のあえてレトロ感を出したあたりが泣かせます。



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多少の改造はあるものの、ステンドグラスの窓がはめ込まれた西洋風の駅舎は基本的にそのまま変わらず、国の登録有形文化財に登録されています。




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そしてテツならばどうしても外せない所、平成2年に廃止となったJR大社線の旧大社駅を訪れてみました。一畑の出雲大社前駅から歩いて10分くらいの所にあり、廃止となって25年経った今も、現役さながらの風格を保ち今に伝えています。平成16年には国の重要文化財に指定され、ますます多くの人が訪れるようになったようです。それだけになおさら廃止は惜しまれ、できれば現役の駅として活躍を続けてほしかったですね。




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雨が降ってきたので、出雲大社の参拝は諦め、電車に乗り込み一畑電鉄の旅を続けることにします。一畑口に着くあたりから宍道湖がぴったりと寄り添うようになり、車窓を楽しませてくれます。




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とりあえず終点の、松江しんじ湖温泉まで乗り通してみました。JRの駅からは離れていますが、随分と賑やかな所で、駅前には無料の足湯も。




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本社や車両基地のある雲州平田駅に来てみました。構内では、現役を引退したデハニ50形が行ったり来たりしていて、何かのイベントが行われているようです。できればもう一度本線を走る姿を見てみたいですね。




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次に乗った電車は、宍道湖が見やすいようにとの、こんな座席配置をした車両でした。




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「新・鉄子」でも訪れた思い出の駅、伊野灘でも降りてみました。




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「新・鉄子の旅」第2巻・12話に出てきた場所はまさにここ。懐かしいナ。




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雨が酷くなってきたので今日はもうここまでにして、早々と温泉宿へ避難することに。既に切符のモトは取れたことだし、たまにはこんな風にあまり動かずにのんびり過ごしてみるのもいいかと。