この切符が出ると、特別用がなくてもついつい使ってみたくなります。



15.1.22-1

ということで、さっそく「はやぶさ」に乗って北へ向かうことにしました。乗車率は9割前後とかなり乗っています。発車間際ではもうB席しか空いていないようでした。



15.1.22-2

さすがに新幹線は速く、あっという間に盛岡です。日頃鈍行ばかり乗っていると、この速さがにわかには信じられなくなります。




15.1.22-3 15.1.22-4

盛岡からは宮古行の快速「リアス」に乗り換え。「大人の休日倶楽部パス」利用と思われる年配の人達を多く見かけます。




15.1.22-5

目を凝らしていると、秘境駅で知られる大志田を一瞬のうちに通過。冬期休止となった今、ホームの除雪は行われていません。




15.1.22-6

区界は、有人駅としては日本一乗降客の少ない駅だそうで。この時も乗降はゼロ。ホームで列車を見送る駅員さんが印象的でした。




15.1.22-7 15.1.22-8

宮古に到着。すぐに接続している三陸鉄道「北リアス線」に乗り換えます。とても空いていて、山田線からの乗り換え客が少なかったのは意外でした。なお持参の「大人の休日倶楽部パス」は三鉄にもそのまま乗ることができます。




15.1.22-9 15.1.22-10

復旧から9ヶ月経ち、今やこうして列車が走ることがもはや当たり前のように思えてしまいます。けれども震災の爪痕はまだあちこちに生々しく残り、巨大な防潮堤をも乗り越えて津波に襲われた田老の駅前は、今でも更地になったままです。




15.1.22-11 15.1.22-12

島越もかつては壊滅状態にありましたが、瓦礫もすっかり撤去され、見違える程になりました。でもレールは繋がったものの、復興への道のりはまだまだ遠そうです。




15.1.22-13 15.1.22-14

15.1.22-15 15.1.22-16

海を見下ろす絶景区間においては徐行&一時停車のサービスも。この素晴らしい景観は何度通っても癒されますね。




15.1.22-17 15.1.22-18

15.1.22-19 15.1.22-20

その後も生々しい震災の爪痕はちょくちょく続きます。




15.1.22-21

そして何事もなかったかのごとく終点の久慈に到着。2ヶ月前の「新・鉄子」のツアーを懐かしく思い出します。あのようなツアーをまたやりたいですね。




15.1.22-22 15.1.22-23

八戸線への接続はよく、そのまま八戸線へと乗り継ぎます。列車は懐かしの国鉄車両の40系が3両も付いていて思わずテンションが上がります。嬉しいことにがら空き。




15.1.22-24 15.1.22-25

15.1.22-26 15.1.22-27

今度も右手に海を見ながらのんびりゆっくりコトコトと。これぞローカル線の真骨頂!




15.1.22-28

八戸に到着。新幹線に乗ればまだ十分自宅まで帰れる時間帯だけど、今夜はこっちに泊まろうかと。




15.1.22-29

そんなわけで「はやぶさ」に乗って一旦新青森へ。




15.1.22-30

さらに乗り換えて一駅、青森へ。




15.1.22-31 15.1.22-32

青い森鉄道に乗り換えて浅虫温泉へとやって来ました。ちなみに「大人パス」は青い森鉄道も乗り放題となっています。




15.1.22-33

今夜は少し贅沢して浅虫温泉の温泉宿に泊まることにしました。フロントやロビーに老舗旅館としての風格を感じます。




15.1.22-34

部屋は15畳プラスαもある広々とした和室。一人で泊まるにはもったいないかも。




15.1.22-35

大浴場の温泉は露天風呂も完備。なお、先客が居たので中の写真は遠慮しておきます。




15.1.22-36

なかなか豪華な夕食です。当日予約だと夕食を取れないケースが多々あるだけに、とても助かります。これで1泊2食付税込8790円とリーズナブル。ケチケチ貧乏旅もいいけれど、たまにはこういうのもアリかと。



東京 8:20(新幹線「はやぶさ5号」)→ 10:31 盛岡 11:07(快速「リアス」)→ 13:06 宮古 13:15 → 14:49 久慈 14:56 → 16:48 八戸 17:05(新幹線「はやぶさ23号」)→ 17:29 新青森 17:37 → 17:43 青森 18:07 → 18:30 浅虫温泉