いよいよ別れを告げる時がやって来てしまった江差線。せめて悔いの残らぬよう、納得の行くまで乗りまくろうと、「はやぶさ」を飛ばして青森へ。昨夜のうちに「函館フリーきっぷ」を買い求め、これからできる限り乗るつもりです。



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蟹田から「白鳥」を使い木古内へ。このルートも随分と頻繁に使いました。




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日増しに完成が近づく新幹線の駅。でもそれと引き換えに江差線が消え去ると思うと、とても複雑な想いに捕らわれてしまいます。



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駅には江差線のお別れを告げるポスターが貼られ、いよいよその時が来たことを嫌でも思い知らされます。




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駅舎にも「江差線ラストラン」の垂れ幕が。




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江差行が入線。たちまちにして乗客が殺到し、2両繋いでいるとはいえ、たちまちにして大混雑。日頃のあのがら空き振りがにわかには信じられない想いです。




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終点まで行くつもりでしたが、混雑に嫌気が差し、一つ手前の上ノ国で降りてみました。ちょうど何かのイベントがあったらしく、テレビも来ているようで駅前は大変な賑わいに。




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折り返しの列車も混雑が激しく、木古内まで行く気は失せ、途中の湯ノ岱で下車。せっかくなので、歩いてすぐの温泉へ行き、疲れを癒すことに。




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さらに折り返し、終点の江差へ。こんなにもたくさんの人が集まった江差駅は、もう何十年振り以来のことかと。




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帰りの列車は乗車率5割程度とだいぶ空いてきました。でも普段に比べるとあり得ないくらいの混雑です。




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渡島鶴岡で見かけた看板。いよいよラストという実感がひしひしと伝わってきます。




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木古内に着いた後はすかさずまた江差方面へと折り返します。冬場はもう真っ暗になる時間帯ですが、陽が長くなった今はまだ真昼のような明るさです。



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この列車に乗ってしまうともう今日中に本州方面には戻れなくなるためか、随分と乗客は少なくなりました。さらにはこの列車も編成は2両と、つまり通常の倍の定員となり、かなり余裕を持って道中が楽しめそうです。




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外はまだまだ明るく、また車内もゆとりがあることで、景色を眺めるのには十分な環境で

す。正直飽きるほど見た景色ですが、いよいよ最後と思うと、やっぱりしっかり見ておか

ねば、という気になります。



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駅員が居てスタフの受け渡しも見られる湯ノ岱では、まだ多くの人が行き交っていました




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再びに江差へとやって来ました。既に駅員は引き上げ、駅舎は無人となっていますが、テ

ツを始めとする多くの乗客が待ち受けていて、いつものような寂しさは感じません。折り

返し時間があまりなく、ゆっくりできないのが惜しいところ。



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帰りはすっかり夜になり、木古内へと戻って来ました。今夜は木古内に宿を取っています