もう帰ろうかとも思ったけど、切符は明日まで使えるので、もう少し活用させてもらうことに。



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今朝もホテルにて無料の朝食をたっぷりいただいた後、のんびりと北上をスタート。とりあえず東北道を上ります。




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引き続き一ノ関からも701系ロングに乗り換え、さらに南下。




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小牛田からは石巻線に乗り換えます。国鉄仕様の40系に俄然テンションが上がります。




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田畑が主体の車窓は平凡ですが、窓を開ければ春風がほほに心地良く。




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終点近くの海沿いを行く区間は、頑丈な堤防でしっかりガードされていました。




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万石浦に到着。現在列車はここまでの運転となっています。




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万石浦の駅周辺はそれほど震災の影響は見られないようですが、この先の線路は分断されたままです。




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女川方面へ歩いて行ってみると、途中から一切の建物がなくなっていて、改めて震災の凄まじさを思い知らされることとなります。所々家屋の基礎の部分は残っているので、この辺りも家々が建ち並んでいたことがわかります。




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港まで来てみると、その変わり果てた光景には唖然呆然。本当に言葉を失うほどです。海のそばには女川の駅もあったはずですが、今はもう跡形もなくなっています。瓦礫こそなくなったものの、復興にはまだまだかなりの年月が必要でしょう。




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被災を免れた高台には「復興食堂」が営業していたので、唐揚定食を頼んでみました。500円と格安です。




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他にも仮設の喫茶店があったりして、あちこちから多くの人が訪れています。今はすっかり何もなくなってしまった港周辺ですが、5年後10年後にはきっと大きな変化を遂げているのでは。




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帰りもまた歩いて女川を離れます。少し行くと普通の町並みが広がり、被災現場とのあまりの激しい差に愕然としてしまいます。




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万石浦からは列車に乗ってここを離れます。何だかんだ言ってもやっぱり列車は心強いですね。




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小牛田からは東北本線を乗り継いで、今日は郡山まで移動。切符はまだ明日一日使えるから、明日は少し寄り道でもしながらのんびりゆっくり帰路に着くつもり。今回も実に充実した旅になったかと。



北上 8:56 → 9:41 一ノ関 9:45 → 10:31 小牛田 11:17 → 12:20 浦宿 ⇒ 女川 ⇒ 浦宿 16:39 → 17:50 小牛田 18:00 → 19:16 岩沼 19:26 → 20:26 福島 20:36 → 21:23 郡山