今日もしぶとく江差線を攻めます。
昨日と同じ、函館を6時53分に出る江差行でスタート。でも今日は昨日に比べ、テツの姿は少なめです。
たった1両の編成なのに、今日は木古内発車時で無人のボックスがあるほどの空きよう。早朝と夜の便を除き、この時期にこれだけ空いた江差線に乗れるとは、夢にも思いませんでした。
さすがにこれだけ何度も乗ると、途中の景色もすっかり覚えてしまいますが、それだけに愛着も湧いてきます。湯ノ岱におけるこの昔懐かしいような光景も、やはりしっかりと目に焼き付けます。
終点の江差です。ここも何度訪れたことか。
ホームの先でレールは途切れ、いかにも「終着駅」といった趣です。
そのまま引き返し、引き続き車窓を堪能。途中で幻の駅として知られる「天ノ川」駅を一瞬で通過。高速で通り過ぎてしまうため、シャッターチャンスはほんの一瞬です。
その駅名の由来となった天の川がしばらくの間寄り添います。
湯ノ岱で降りたのは、駅から歩いて10分くらいの所にある温泉が目的です。江差線探訪の際にはまさにオアシス的な存在と言えるでしょう。
入口では江差線関連のグッズも売られ、また休憩室では江差線の写真も飾られています。食堂も併設されているのでのんびり休むには打ってつけ。ここは是非とも立ち寄りたい所です。
温泉でたっぷりと休んで駅へと戻り、木古内方面へ行く列車を待ちます。
上り列車におけるスタフの受け渡しは、運転士がホームに降りてきて駅員に渡すケースが多いみたいです。
列車は2両繋いでいましたが、テツと思しき人達で大半が埋まっていました。
木古内に戻って来ました。今回はこれで本州方面へ引き上げます。
テツの皆様で賑わう木古内駅待合室。しばらくはこういう状況が続くのでしょう。
「スーパー白鳥」に乗って北海道からお別れです。
青函トンネルを抜けて蟹田へと戻って来ました。このまま乗っていては特急券が別途必要となるため、いつものごとくここで一旦降ります。
蟹田から乗り換えた青森行は、三厩から直通する40系の2両編成。やっぱりロングシートの701系とは、旅情という点において比較にならないですね。
青森へと戻って来ました。しばらくすると「あけぼの」が入線してくるのでしばらく待つことにします。そしてナントこれから乗るのは…!?
「あけぼの」が入線してきました。毎日こうしてここにやって来ることが当たり前のように思えてしまい、間もなく見納めというのがどうもピンと来ません。でもここから見る「あけぼの」は恐らくこれが最後になるのでは。
ホームの端には写真を撮るべくたくさんのテツの皆様。でも比較的長く停まっているせいか、目だった混乱はないようです。
そしてそして、ジャーン。ナント、昨日函館駅の窓口で「あけぼの」の空き具合を見てもらったところ、B寝台個室のソロに残席1が表示。すかさずゲットさせていただいた次第。というわけで、急遽これから「あけぼの」に乗って上野まで乗れることとなりました。
もう乗れないと思っていただけに、感激もひとしお。しかも個室のソロですぞ。それではのんびりゆっくり優雅な一夜を堪能させていただきます。目が覚めればそこはもう上野。素晴らしき旅に乾杯!
































