帰路へと向かいますが、真っ直ぐは進みません。
瀬戸大橋を渡り、本州へ。さらに本州を横断すべく、岡山から津山線に乗り換えます。こんな行程が組めるのも、「18きっぷ」ならではですね。
あまり話題に上ることはないようですが、旭川の流れに沿って進む津山線の景観は見応えがあり、ローカルムードにも満ち溢れています。風情のある駅もまだ所々残っていて、じっくり見て回りたい誘惑に駆られます。
津山からは因美線でさらに奥へと。
かつては急行「砂丘」が行き来していたメインルートでしたが、智頭急行線にその座を譲ってからは、完全なローカル線に。夏草が生い茂るレールの上を、単行のキハ120がゆっくりゆっくり進んで行きます。
“聖地”でもある美作河井は今でも通るたびに胸がキュンとなります。特に変わった様子はなさそうで一安心。
智頭で乗り換え、鳥取までやって来ました。日本海側へと到達です。
餘部鉄橋です。この度、橋脚の一部を活用した展望施設「空の駅」が整備され、今回わざわざこのコースを選んだのは、これが見たかったから。今回は車内から見ただけですが、今度は是非とも降りてじっくり観察してみたいものです。
そのまま京都まで出て、今夜は京都泊まりです。明日は東海道を上るだけ。それにしても、ホント旅はやめられません。
伊予西条 8:47 → 10:51 多度津 11:06 → 11:32 児島 11:40(快速「マリンライナー26号」) → 12:02 岡山 13:05(快速「ことぶき」) → 14:11 津山 14:38 → 15:47 智頭 15:54 → 16:44 鳥取 17:24 → 18:08 浜坂 18:24 → 19:30 豊岡 19:33 → 20:56 福知山 21:08 → 22:15 園部 22:17 → 22:58 京都