いよいよXデーを迎えました。



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今日のスタートは天塩中川9時52分発とかなりゆっくり目の出発です。乗り放題の切符なので、早起きしてもっとあちこち回ってもよかったのですが、たまにはこんな日があってもよかろうと、睡眠不足の解消に充てることにしました。おかげで完璧なまでにスッキリしています。




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相方が乗っている稚内行4329Dには、途中の音威子府から乗ることを伝えてあり、それまでの間に一駅降りることができるので、前々から気になっていた徳満にしてみました。毎度のごとく他に乗り降りはゼロ。悲しいかなこれが北海道のローカル駅の現状のようです。




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駅舎が解体されてからは初めての訪問となります。訪れるたびに明らかに傾いていた駅舎が気になっていましたが、2000年の夏にとうとう解体されてしまいました。自然倒壊したとのうわさもあり、いずれにせよとても気に入っていた駅の一つでもあったので、このあまりにシンプルとなった現状を目の当たりにすると、ひどく愕然とした想いにかられます。




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ちなみにこれが解体される前の在りし日の徳満駅舎です。周辺の駅が軒並み「貨車」や簡易駅舎に建て替わっていく中、ここだけは昔のままの姿でずっと残っていました。それだけにこの駅に想いを寄せる人は多く、待合室に置かれた「思い出ノート」は何十冊にも達していました。私自身何度も訪れた一人でもあり、今でもこの駅の思い出は強烈に脳裏に焼き付いています。




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それでは相方の乗った列車を捕まえるため、音威子府に向かいます。ここ徳満を訪れることは恐らくもうないでしょう。




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サロベツ原野が広がる付近一帯は、地平線が見えそうなくらいの真っ平らな大地が広がり、いかにも北海道といった風景が続きます。




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そしてぴったりと寄り添うように流れる天塩川。




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音威子府に到着。ここで名寄方面からやって来る相方の乗った列車を待ちます。




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今日は音威子府村の村名改称50周年を記念して、キハ40国鉄色を3両繋いだ臨時列車「常盤号」が運転されていて、ちょうど音威子府に到着したところ。そのため乗り合わせた団体客でにわかに駅は活気づいています。




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駅前は即席のイベント会場となっていて、多くの人で賑わっています。できればじっくり見物したいところですが、あまり時間がないのが惜しまれます。




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駅構内にある黒いソバが特徴の立ち食いソバ屋はとても人気があり今日も多くの人で賑わっています。




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その中に混じってフォトライターの矢野直美 さんの姿が。「常盤号」関連のゲストとして呼ばれているそう

ですが、せっかくなので木村裕子ちゃんとも掛け合わせようかと。




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そうこうしているうちに、相方の乗った稚内行4329Dが名寄方面から到着。ここ音威子府では21分間の停車時間があります。元気そうな相方を見てまずは一安心。



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そんなわけで、さっそく矢野さん&ゆゆのツーショット。




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せっかくなので、ボクも混じってスリーショット。何気にこの組合せは過去に例がないかも。




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停車時間を利用して、黒いソバをかき込む相方。この機を逃すともう夕方まで食事のチャンスはありません。




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発車前に駅名標の前でもう一度パチリ。




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そして矢野さんに見送られながら稚内行4329Dはすべるように音威子府を発車。矢野さん、お忙しい中ありがとうございました。




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長かった旅もいよいよ残り僅かとなり、すっかりリラックスムードの相方。一応プライベートな行動ですが、熱心なファンも多数駆けつけたことで、さながら公のツアーに参加しているかのようです。




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対向列車の行き違いのため数分間停車した雄信内において、即席の撮影タイム。昔ながらの木造駅舎が今もそのまま残る貴重な駅の一つです。




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幌延では30分余りの大休止。こんな風に途中でのびのびできるのも、鈍行列車の魅力でしょう。ということで、ここでも思い思いの撮影タイム。




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のんびりと外の空気が吸えるのも実質上ここが最後。ラストランを前にして、時間がゆっくりと流れます。このマッタリ感がたまりません。




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ゴールを前にして、車窓左手に突然開ける大パノラマ。日本海の向こうに利尻富士がそびえる絶景は、これぞ宗谷本線のハイライト。ほんの一瞬の出来事ですが、そのあまりの見事な眺望は、本当に息を飲むほどです。




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みんなも固唾を飲んでこの絶景に見入っています。いい写真が撮れたかな。




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ポツポツと家が現れ始め、やがて大きな町並みへと変化し、相方と多くのファンを乗せた4329Dは、ついに終点の稚内へと到着。いつもの赤制服に着替えたゆゆちゃんが、ゆっくりとホームに降り立ちます。鉄道アイドル木村裕子、枕崎からの5日間に亘る鈍行旅のゴールインと、JR全線乗りつぶし達成の瞬間です。




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ホームでは駅長さん始め観光協会の方々、それに新聞記者の皆様等、多くの人がお出迎え。この予期せぬ盛り上がりに普段は強気の相方も、感極まっている様子でした。




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同行したファンのメンメンも交え、みんなで一斉にハイ、チーズ。




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はるか南の果ての枕崎から5日間に及んだ距離は実に3126.1キロ。お疲れ様でした。




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一呼吸置いて新聞記者の取材に応じる相方。さっそく明日の朝刊に載るそうです。楽しみですね。




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最後にもう一度、同行したファン一同によるショット。

おめでとう、相方、いや、ゆゆちゃん。今夜はゆっくりとお休みください。



天塩中川 9:52 → 11:05 徳満 11:30 → 13:02 音威子府 13:35 → 16:59 稚内



★★★--- お知らせ ---★★★


テレビ東京系の「土曜スペシャル」 『極旅5』 ~達人と行くガイドに載らないマル秘ツアー~

好評につき、お蔭様でこのシリーズも5回目になります。


今回は村井美樹ちゃんとパンチ佐藤さんを引き連れて、四国のとっておきの駅を巡ります。


8月10日(土)放送予定。(これまでとは放送時間が若干変わっています)

お見逃しなく。