今日は「18きっぷ」使いません。



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JR鳥取駅のホームへ上がると、待っていたのは若桜鉄道の車両。今日はこれに乗って若桜鉄道を旅します。若桜鉄道は途中の郡家から分岐する第三セクター方式の鉄道で、とりあえずJR区間の郡家までは普通に切符を買って乗車。




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郡家で乗務員が交代し、若桜鉄道に入ります。760円で一日乗車券が出ているので、車内でそれをゲット。今日はこれを利用してあちこちの駅で乗り降りしてみるつもりです。




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渓谷に分け入るというわけでもなく、車窓は田畑が中心の平凡な風景ですが、こういったのんびりムード満載の行脚は悪くないものです。乗客が少な過ぎるのがやや気になりますが、おかげで右も左もカブリツキも思いのまま。贅沢過ぎる時間が流れます。




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とりあえず終点の若桜まで乗ってみました。起点の郡家から30分。ちょうど手頃な乗車時間といったところでしょうか。




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駅舎は国鉄時代からのもので、今や駅舎を含め、沿線の鉄道関連施設が国の有形登録文化財として登録されています。沿線一帯がどこか懐かしいムードに包まれているのを感じます。




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待合室には国鉄若桜線時代に使われていた懐かしのアイテムが多数展示。




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転車台のある広い構内にはSLも待機。3月~11月の第2・4日曜日には構内を走行します。




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若桜のメインストリートは、古い佇まいをした情緒ある町並み。のんびりゆっくり町歩きをしたくなります。




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折り返しの列車では、しばしカブリツキを堪能。今度もよく空いています。




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隼で降りてみました。




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ここも昔ながらの木造駅舎が残っています。




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無人化はされていますが、出札窓口は完全に現役当時さながら。ここまでくると、これはもう博物館クラスですね。




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所々に乗客に扮したリアルな人形も配置。なかなかユニークな試みです。




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構内には、電気機関車と「ムーンライトはやぶさ」と称したライダーハウス用の客車が配置されています。




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再び反対方向へ行く列車で折り返し、丹比で下車。




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ここも国鉄時代からの昔ながらの駅舎が健在。




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事務室側は美容室として改装されていますが、待合室の内装は特に変わったことなく懐かしい雰囲気に満ち溢れています。




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そしてここにも乗客に扮したリアルな人形が。




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さらに折り返しとなる郡家方面行の列車に乗車。何度も同じ景色を見ることで、すっかり愛着を覚えてきます。




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今度は安部で下車。




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ここは理髪店として改装されていますが、昔ながらの駅舎は健在です。駅舎のリニューアル工事真っ最中でしたが、どうやら補修程度で基本はそのままのようです。




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ここにもリアルな人形が。でもリアル過ぎて夜はちょっと不気味かも。




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さらに折り返し、今度は隣の八東で下車。




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やはりここも昔ながらの木造駅舎が健在。




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ここも完全に「博物館」クラスですね。



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構内には廃車となった貨車(車掌車)が、リアルな人形を乗せて留め置かれています。「貨車駅」自体は北海道によくありますが、待合室以外の目的で置かれた駅は、たぶん全国でもここだけかと。




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ホームにある待合室も、相当な年代物の味のある造り。これだけでもかなり風情を感じます。




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若桜鉄道も十分堪能したので、そろそろ引き上げることにして夕方鳥取へと戻って来ました。




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時間はまだ早いので、せっかくだからバスに乗ってちょっと観光もしようと思います。




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向かった先は、バスで20分ちょっとの鳥取砂丘。確か30年くらい前に一度来た記憶が。




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物凄い突風と砂嵐で目も開けていられないほど。「砂丘」というよりも「砂漠」ですね。このスケールには圧倒されます。でも、いかにも旅をしているという実感が湧き、たまにはこんな風に観光を取り入れてみるのもいいですね。ただ、汗をかく夏場はこの砂嵐はキツイかも。


鳥取 9:43 → 10:37 若桜 11:25 → 11:47 隼 12:46 → 13:01 丹比 13:26 → 13:36 安部 14:52 → 14:56 八東 15:29 → 16:05 鳥取 16:20 → 16:42 鳥取砂丘 18:00 → 18:22 鳥取