白湯を呑みながらふと自分のしてきたことを反省してみよう。
というラジオ番組にハガキを送った所、見事に当選。オレの文章はMCの方に読まれる運びとなった。
殴り書きに輪をかけた程の殴り書きにもかかわらず当選するとは世の中変わったか、、、。へへ。
世の中が変わったのか、はたまた違うブラックホール的な宇宙の存在そのものの変化なのか?
け、止めよう。
何でそんな知的なキーワードを使いたがる。
宇宙だなんて、
そんな薄気味悪いキーワードは金輪際口にするのは止めてもらおう。
などなど先週に引き続きスタジオに行こうとしている1時間前の出来事の話である。
家でラジオを流しているとMCの方が、
こんばんわ!暑いですね~毎日。ホント残暑残暑でざんしょ。しょうがないでざんしょ。
ぷぷ
男が勢いよく喋りだすと女がそれを聞いて笑う。どんなことを言っても女は笑う。ラジオの脚本で決まっているのだ。
あぁ、いいねぇ脚本ってのは。
オレも脚本書けるくらいの才能ってのかな。素質ってのかな。
そんなものがあったらギター止めてペンを握ってるよ。
だってそっちの方が軽いじゃん。
ギターは重くていけねぇや。
肩にかかる負担を考えたらペンの軽さったら天竺への階段。あぁ、オレはこんなに脚本家が好きってことは前世は脚本家だったに違いねぇな。
って、いやいや、待てよ、
そんなことよりホントにそうだよ、ギターってのは重くていけねぇ。重労働だ!
ああ!そうだそうだ!
わかってんのかギター!呑気に座ってヘッドやネックやらネーミング付けられて調子に乗ってんじゃねぇ!反省しろ!
ふん、まあ許してやろう。
など家を出る45分前にて。
まだ自分のハガキを読まれるのを待っているのである。
期待しているのである。
今回賞金が出た為、事前に読まれるっていうことは知らされてはいたのだが何時に読まれるまでは知らされていなかった。
さあ、もうスタジオに行く時間まで残り10分。