【会社の安全配慮義務】社員が摩耗したサンダルで怪我:会社は賠償責任を負います!
会社には、社員の生命や身体等を保護するために、安全な職場環境を整備する義務があります。古いサンダルを使わせて、社員が滑って転んで怪我、これは会社の責任になりますよ!というお話です(^ ^)<毎日更新424日目><目次>1.摩耗したサンダルで滑って怪我?2.会社の安全配慮義務とは?3.今日のまとめ1 摩耗したサンダルで滑って怪我?居酒屋の従業員が、仕事中に摩耗したサンダルで移動中に転倒して怪我。この従業員が居酒屋を運営する会社に対して起こした損賠賠償請求の裁判で、東京高裁が会社の責任を認める判決を出しました。この会社では、居酒屋が入るビルの外階段を、社員が食材やゴミを運ぶために使用しており、社員は会社が用意した外履き用サンダルをはいていたそうです。ところが、このサンダルが、かかとやつま先部分の凹凸が薄くなっていて摩耗している状態。このサンダルを履いて履いていた社員が、ビルの3階から2階に降りる途中で転倒し、骨折して指のしびれなどが残る後遺症を負ったとのことです。当日は、階段が雨で濡れて滑りやすかったそうです。昨年11月に出された、第一審の横浜地裁の判決は、この社員が足元を十分に注意しなかったのが転んだ原因だとして、会社の責任を否定していました。しかし、第二審である東京高裁は、この横浜地裁の判決を変更しました。東京高裁が会社の責任を認めた判断要素は、・会社側が摩耗していないサンダルを用意したり、階段に滑り止め加工をしたりしていれば事故は防げた・この現場では、過去にも同様の転倒事故が複数回起きており、会社側は転倒の危険を予見できたなどの点をあげています。まあ、妥当と言えば妥当な判決。会社も、新しいサンダル用意してあげてよ〜という感じですね(^ ^)ご提供中のメニュー■電子書籍(Kindleブック)『社長!このままでは訴えられます!」 ~中小零細企業が「裁判沙汰」に巻き込まれないための法的トラブル予防の15の秘訣~』■動画オンラインショップ New! パワハラで大切な社員とお金を失わないためのポイント 法改正をチャンスに、社内のトラブル防止体制をきちんと作るセミナー■法律相談のご案内について■週刊メルマガ・中小企業のお困りごと解決通信(無料)について■スポットで事件解決のご依頼をいただいた場合の弁護士費用について■顧問契約サービスについて■セルフマガジン『裁判しないで解決する方法』の無料送付■音声配信(stand.fm)渋谷の弁護士 吉田悌一郎の早起きラジオ2 会社の安全配慮義務とは?しかし、考えてみれば、転んだのは、横浜地裁も指摘しているとおり、この社員の不注意もあったはず。なんで社員が自分で転んだことの責任まで会社が負わなければいけないのか?こんな疑問もあり得るかも知れません。しかし、会社には安全配慮義務といって、そこで働く社員の生命や身体等の安全に配慮した職場環境を整える義務があるのです。これは、会社と社員との労働契約、つまり、社員が働いて会社がそれに対して給料を支払う契約の中に含まれる、会社の社員に対する法的な義務なのです。ですから、まさに東京高裁が指摘しているとおり、過去にも複数回同じ現場で転倒事故が起きているのであれば、それが起きないような環境を整える義務が、まさに安全配慮義務の中身です。会社が安全配慮義務に違反し、こうした危険な状態を放置していると、社員とのトラブルや「裁判沙汰」を招くわけです。私の弁護士としての使命は中小零細企業のトラブルを「裁判しないで解決」すること。「裁判沙汰」を避けるためには、きちんと会社の安全配慮義務を守ることです。具体的には、摩耗した古いサンダルなんぞ使わせるのではなく、滑りにくい新しいサンダルを用意すべきでしょう。[Jonocas] キッチン水仕事作業靴厨房浴室サンダル安全油耐油防水滑り止男女兼用(25.5/41)Amazon(アマゾン)2,495〜3,499円さらに、雨の日に滑りやすい階段であれば、滑り止めの措置を行う必要も出てきます。当たり前ですが、会社というのは社員あってのものです。大切な自社の社員を守るために、会社が安全な職場環境を整備する、これは当然の義務でしょうね。3 今日のまとめそこで、今日のポイントは,社員に古いサンダルを使わせてはダメ!すぐに買い替えましょう!ということです。サンダルってのもピンからキリまでありますが、あまりケチらないでほしいもんですね〜(^ ^)ご相談をご希望の方はコチラをクリック ⇩⇩⇩⇩弁護士ブログ人気ランキングに参加しています。よろしければ、クリックお願いします。にほんブログ村【最新の動画】テレワークの普及とともに、休日や勤務時間外には仕事上の連絡を断つ「つながらない権利」が注目されています。しかし、経営者は「つながらない権利」とか言ってる場合ではない?今回は、南国沖縄より屋外収録でお届けします。【活動ダイジェスト】昨日は、午前中は自宅で仕事、お昼は自炊(焼きそば)、午後は少しゆっくりして、夕方から息子の来年の学童保育の説明会に行ってきました。早いもので、もう来年は1年生です。ご提供中のメニュー■電子書籍(Kindleブック)『社長!このままでは訴えられます!」 ~中小零細企業が「裁判沙汰」に巻き込まれないための法的トラブル予防の15の秘訣~』■動画オンラインショップ New! パワハラで大切な社員とお金を失わないためのポイント 法改正をチャンスに、社内のトラブル防止体制をきちんと作るセミナー■法律相談のご案内について■週刊メルマガ・中小企業のお困りごと解決通信(無料)について■スポットで事件解決のご依頼をいただいた場合の弁護士費用について■顧問契約サービスについて■セルフマガジン『裁判しないで解決する方法』の無料送付■音声配信(stand.fm)渋谷の弁護士 吉田悌一郎の早起きラジオ