本籍地に居を移したパンダさん達に思う

今年大陸に渡った永明さん、桜浜ちゃん、桃浜ちゃん、香香ちゃん

現在、緑豊かな広大な敷地で、みんなのびのびと元気に暮らしている

やはり日本の飼育環境は狭すぎだと思い知らされる

のびのびとしたアドベンでさえ、chinaのパンダ施設と比べればかなり狭く、樹木も少なすぎ、落ち葉もない固い地面だ

高齢ゆえ渡航が心配されたレジェンド永明さんも、老パン施設で日本とは比較にならない厚遇だ

冷暖房完備の広大な部屋を用意され、どう見ても日本にいる時よりも毛艶が良くなり、張りが出て若返っている

杞憂であった

chinaパンダ施設の問題は客層の悪さだ

大声で叫んだり、タバコを吸いながら見学したり、水を掛けたり、この辺りが未だ民度の低さ、途上国の様相を呈している

この悪い客層の対策さえ整えれば、chinaの施設はパンダにとって最高の環境であろう


やはり動物にとって、出来うる限り自然に近い環境を提供出来なければ飼育してはいけない

固いコンクリで寝起きするよりも、ふかふかの落ち葉の上の方が、歩くのにも寝るのにも優しい

身体も痛まないであろう事は誰の目にも明らかだ

神戸のタンタンお嬢様も、限られた敷地面積とは言え、土に落ち葉に転がり、手で落ち葉をワッサワッサって楽しそうに遊んでいる

それが自然だよね

余談

共産党政権下、覇権主義のchina大嫌いの私だが、一点、パンダレンタル料の誤解を解いておく

億単位の高額レンタル料を問題視される事があるが、これはちょっと違う

日本がchinaに支払う億単位のパンダレンタル料の使途は、WWFの厳重な監視の下、

あくまでもパンダの保護、生息環境整備以外には、びた一文も使われないようになっている

china政府の懐に入る訳ではない

これだけは誤解を解いておきたい

但し、パンダ外交は批判されるべきである