認知症により忘れる家族の順番というのがありまして

全てではなく、あくまでも傾向ですが、

女性の場合、

一番始めに忘れるのが亭主

赤の他人ですからね

冷たいものです

二番目は子供

半分は他人の血ですから

三番四番は兄弟姉妹か両親が前後して忘れる

どうやら手が掛かった順に忘れる傾向、煩わしさから解放されたい深層心理が働くようです

両親の庇護下の子供時代に戻ってゆく

ところが男性の場合、

一番最後まで忘れないのが女房なんですよ

男性は口には出さずとも一番頼りにしてきたのが女房であり、家事一切から子育てと、女房が居なければ生活が成り立たないという依存の深層心理が働くようです

女房への依存

自分勝手と言えば自分勝手だよな

自立の女
依存の男

哀れ男の情けなさ


母は一昨年12月には私の名前を呼ばなくなった

亭主という意味か?おとうさんと呼んだのが去年3月くらい

5月には『あなたの両親はどこにいるの?』と来ましたから

元気なうちに、私の名前を呼んでいる動画を撮るべきでしたが、まさか認知症になるとは思いませんでしたし、予想以上の進行速度で、

あと一回、一度で良いから名前を呼んで欲しいと思った時には、時すでに遅し

やはり元気な内ですよ

もう二度と私の名前を呼ばないと思うと寂しいです