雨のそぼ降る中、
芝 増上寺様に行って参りました。
私は真言ですが、知り合いに浄土宗のお上人様も随分おりまして、元より浄土教学にも興味があるにも関わらず、未だ天下の増上寺に一度も参詣したことが無いのでは無礼この上ないので、この期に参詣いたしました。
浄土教学は私の肌には合わないんですがね。
まず安国殿での朝勤に焼香参拝させていただいた。
徳川様とのご縁から、総本山知恩院をも凌ぐ程の格式と権勢を誇り、大伽藍を築き上げ今に至る増上寺。
昭和33年に行われた徳川将軍家霊廟の改葬に併せて実施された発掘調査報告は今でも読み返すほど面白い。
この時の逸話として面白いのが、稲川淳二氏。(以下 淳ちゃん)
淳ちゃんが子供の頃、御尊父と東京タワー展望台に登った時。
御尊父は何故か望遠鏡で下の方ばかりを見ていて、暫くしたら「ちょっと待ってろ」と言い立ち去ったそうな。
暫くして戻ってきた御尊父は「あったあった」と大興奮していて、聞いたら
囲いやビニールシートで覆われていた発掘中の歴代将軍墓に隙間から忍び入り、実際の将軍の御尊体(一部ミイラ化で髷も残存)や副葬品をナマで見たので興奮していたらしい。
どうやら御尊父は、発掘中の歴代将軍墓の位置関係を確認する為に東京タワー展望台に登ったようなのです。
今だったら犯罪です。まぁ、昔でも不法侵入は犯罪ですが。
俺も見たかったな~。
見かける度に、頭悪いな~って思う。
「鐘楼」でいい。
「堂」を付けると「楼」と「堂」が意味として重なってしまうのだよ。
どうしても「堂」を付けたかったら「鐘撞き堂」としなければいけない。