あれから… 26 | 青い人 嵐妄想小説

青い人 嵐妄想小説

気象系グループをモチーフとしたお話のブログとなっております。ブログ内のお話しは全て架空のモノです。腐的要素が含まれておりますので苦手な方は閲覧注意ください。アメンバー承認は以前よりコメメッセで絡んだ方のみです。

2021.3.10


特になんて事ない内容

立て続けに送られてくるLINE、まるで他人事のように画面を見つめて…


『智君……』


!?まるで後ろから声をかけられたみたいな感覚…はっとなって…画面を凝視する…



何個かスタンプが来て…



”会いたいです“




心臓がギュッてなった…

なんで…自分の体に起きる異変の正体が分からず、右往左往する…俺……本当どうしたんだ?…

つーか……


どうしたんだよ…翔ちゃん……




会いたい…だなんて……




返事を打つ指が震える…


深呼吸する…松潤…俺、どうしたらいい?

なんでこういう時にいないんだよ…

もうすでにいない人間に縋る自分が女々しい

でも、もしかしたら、翔ちゃんは…




"急にどうした"



それと、驚いた顔のスタンプ

変な顔したシュールなやつ…



"電話していい?"



……少し考えて、スマホを打つ…指はもう震えてない…



"ねみいからダメ"

ごめんねのスタンプも一緒に




ごめんねのスタンプが帰ってきた

もう疲れて、急に眠くて、許容範囲を超えた出来事に、たちまちブラックアウト…











目が覚めた、もう辺りは明るくて、自分はベッドにいて、ちゃんと着替えもしてある…

ん?…俺いつの間に……


起きあがろうと体を動かすが、なぜか動かない…

そこで俺はようやく自分の体に巻きつく何かに気づいた…


ひっ…


これまで数々のドッキリを受けてきたけど、1番ビックリしたかもしれない…





体に巻きつく長い手、なんとか体を捻ってその腕の先を見つめる…



!!?


なんで?……翔ちゃんがいんの!!?