1日3回まで
タダで食べ物をあげる

自分の家がなく、路上で暮らす人たちには、ネガティブなイメージがたくさんあるかもしれません。「仕事を見つけることができないのは、自分の責任だ」といった具合に。

だけど、良くない健康状態も影響しながら、過去の児童虐待やドメスティックバイオレンスがトラウマとなっている場合や、犯罪歴があることを理由にセカンドチャンスを得ることができないというケースも。加えて、払えないほどに膨れ上がっている住宅ローンが関係していることもあります。だからこそ、貧困から這い上がることがとても難しい。

ホームレスの人たちが経験している悪循環に歯止めをかけるべくスタートしたのが、無料で生活用品や飲食物を提供する自動販売機を設置するというプロジェクト。

Photo by Harry Ward

仕組みは、ホームレスの人たちに専用のカードを配布して、彼らがスキャンをすれば、水やフルーツ、歯ブラシ、抗菌ローションなどを手にすることができるというもの。また、自動販売機には、寒さをしのぐための衣類も置かれるそう。

でも、勘が鋭い人なら、それでは一時的な解決にしかならないのでは?と考えるでしょう。そのため、「1日3回までしか使えない」という制限があるようです。さらに、サービスを使い続けるには、週に1回、職業案内所に行くことも条件になっているとのこと。要するに、あくまでも<仕事を探すことへのサポート>というスタンス。

自動販売機に置かれるモノは、そのままでは破棄されるだけの食品を、地元のスーパーマーケットから寄付として受け取っているそうです。もちろん、ボランティアからの協力も。

一時的な解決をするためのプロジェクトではなく、ホームレスの人たちが仕事を見つけられるまでを支える取り組み。さらには、食品廃棄物の量も減らすことができるプランニング。「Action Hunger」が、ネガティブなサイクルを断ち切れるかもしれません。

現在、これが置かれているのはノッティンガムのみ。ロンドンやマンチェスターなどの国内のみならず、ニューヨークやパリ、東京などと、世界展開も目指しているそうです。

ビットコイン(BTC)など仮想通貨の取引を記録する作業に、個人がパソコンで参加するビジネスが注目を集めている。記録に必要な計算作業を早く行うと、その通貨が一定量もらえる仕組み。静かなブームとなる一方で、詐欺被害なども出ている。(渥美龍太)

 都内のビルに「ウィーン」と音が鳴り響く。並んだパソコンが二十四時間稼働、モニターに計算の結果を映し出す。「仮想通貨のイーサリアムを『掘って』いる」。設置したマイナー太郎さん(20)=ブログ上のニックネーム=が説明した。

 ネットで取引される仮想通貨は日銀のような管理者がおらず、世界中の人々が取引内容を記録、確認するのが特徴。記録のための計算に貢献した人に報酬として通貨が与えられるため、多くの人が自主的に参加する。鉱山で金などを掘る行為にちなみ「マイニング(採掘)」と呼ぶ。

 多くの通貨を得るには、計算の処理スピードが必要。太郎さんの改造パソコンは能力アップのため、グラフィックボードという半導体部品を六~八枚組み込む。このパソコン五台を動かし続けると、一カ月にかかる電気代は六万円程度だ。昨夏には専門の会社を設立。八千枚ものグラフィックボードを使うことを計画しており、「電気代が安い地域で一日に数百万円分を掘りたい」と意気込む。

 最近、専用のパソコンを組み立てた都内に住む大学院生、柳谷昂希さん(25)の狙いは、日本発の仮想通貨「ビットゼニー」。「仮想通貨のシステムを支える作業に参加できるのが面白い」と笑う。

 個人でも資金力がある企業に対抗してマイニングができるのは、複数が協力して計算するネット上のグループに参加しているためだ。グループ全体で報酬を得ると、寄与度に応じて参加者に分配される。パソコン部品を扱うドスパラ秋葉原本店では「昨年夏に秋葉原全体でグラフィックボードが品薄になった」という。

 国際通貨研究所の志波和幸氏は「利益が電気代に見合わずに赤字に陥ったり、分配金がもらえない詐欺事件が起きたりもしている。法的な保護がなく参加する場合は自己責任になる」と解説している。

マイニングの機械を売っている会社もあるみたい。その会社は、海外に拠点をおいてマイニングするパソコンを管理してそこで発掘した仮想通貨がその人のものになる。そこの管理人は、泥棒が怖いと言っていた。高価なグラフィックボードを狙って泥棒する人間が多いみたい

Image: Gizmodo US

まるで魔法のような1枚!

何枚ものクレジットカードにデビットカードに銀行カード…財布がカードだらけで分厚くなってしまうのが煩わしい、できればひとつにまとめたい…。

そんな願いを叶えてくれるのが、CES 2018でDynamics(ダイナミクス)が発表したGSMチップとEインクディスプレイを搭載するスマートクレジットカード、Wallet Cardです。

Dynamicsは、これまでも銀行のカード技術の向上に取り組んでいました。ATMから現金を引き出したりクレジットカード利用など、ボタンを押すだけで磁気ストライプの情報をリプログラミングし、用途を使いわけるカードを開発しているんです。たとえば、カナダのとある大手銀行が提供するDynamicプロデュースのデビットカードは、有名コーヒーショップのロイヤリティカードも兼ねています。

今回発表されたインターネットに繋がる最新の「Wallet Card」は、企業ロゴからカード番号、デビットカード番号、カード所有者名など、情報を表示させるための6万5000ピクセルのEインクディスプレイを導入。Sprintネットワークに接続するGSMのセルラーアンテナも内蔵されています。

「ハッピーバースデー!今日の最初の買い物が5ドルオフ!」なんてプロモーションも可能
Photo: Gizmodo US

このカードの便利なところは、これまでの製品と同様に、ボタンを押すだけでさまざまなカード情報を切り替え可能な点。つまり、持ち歩くカードを1枚にまとめることができるんです。

カード所有者の名前やアカウントナンバーをEインクディスプレイに表示できるため、新しいカードを作成したとき(または紛失して再発行するときも)、新しいカードが利用可能になるまでの待ち時間がほぼありません。プラスチックのカードに数字をエンボスし郵送してもらう手間も省けるんですね。Wallet Cardは、携帯電話の通信を利用して、必要な情報を即座にプログラムすることができます。

さらに誕生日に合わせた特別プロモーションをWallet Cardから提供したり、カードを使うたびに月の利用残高を表示して浪費をおさえることも可能ですよね。

またDynamicsは、Wallet Cardだけでなく、これらのカードを導入する銀行についても発表しました。日本からは、三井住友カードが世界初となる「ロック機能つきクレジットカード」を発表し、展開予定の2018年2月に向けてデモを行なっていたそうです。

三井住友銀行が導入するカードは、カードを利用するときのみ磁気ストライプやICチップの機能がアクティベートされます。利用後はEインクディスプレイのカード番号が非表示になり、磁気ストライプ、ICチップの機能が停止してカードを利用できなくなり、ロックがかかるというもので、今回紹介したWallet Cardとは異なるものです。

こんな商品があるなら皆が買うと思う。カードで財布がいっぱいと言う人は多いから