7月22日に3歳の誕生日を迎え、愛犬Lupoを贈られたジョージ王子/写真:SPLASH/アフロ


7月22日に3歳の誕生日を迎えたジョージ王子が、愛犬にアイスクリームをおすそ分けしようとする愛らしいはずの写真が、 「モンスター」呼ばわりされ、ウィリアム王子とキャサリン妃が、動物虐待者の汚名を着せられる事態にまで発展してしまった。

問題となった写真は、ジョージ王子が3歳になるのを祝ってケンジントン宮殿が公式に発表した4枚のうち、一番人気だった写真だ。自宅のアンマー・ホールの庭先で、 ジョージ王子が愛犬Lupoに、棒付きのホワイトチョコレートでコーティングされたアイスクリームをおすそ分けしようとしている瞬間を捉えた、 なんとも微笑ましいワンシーンに、「かわいすぎる!」と多数のメッセージが寄せられていた。

しかし動物愛護団体のメンバーと思しき人々などから、「彼はモンスターだ!犬にアイスクリームをあげるなんてありえない。
最悪の場合死んでしまうケースもあるし、良くても消化不良で下痢状態になってしまう」「なぜジョージ王子は、白いマグナム弾で犬を殺そうとしてるんだ!」
「ジョージ王子は動物虐待の罪で、刑務所にほうり込むべきだ」といった、まだ3歳のジョージ王子を攻撃する過激なツイートや、 「子供の教育もちゃんとできないウィリアム王子とキャサリン妃が将来王室を担うとは、なんとも悲劇だ」 「世の中の子供たちが、真似する立場であることを親はわきまえるべき」といった、親の教育責任を問う声も届いているという。

専門家がBBCニュースに語ったところによれば、「犬に乳製品やチョコレートを与えると、アレルギー症状が出ることもあり、 チョコレートに含まれる苦み成分であるテオブロミンなどは、犬にとって有害な成分で、死に至ることもあります。また乳製品は、 激しい下痢やおう吐、それに伴う脱水症状を起こすことがある」そうで、犬の飼い主は知っておくべき事実だという。
また、英国動物虐待防止協会の関係者も、「ジョージ王子は、炎天下の中で愛犬をクールダウンさせようとしているのでしょうが、 乳製品やチョコレートを与えるべきではありません」とデイリー・メール紙にコメント。

それについて、「ジョージ王子はまだ3歳!色々学んでいく時期」「いいシャッターチャンスだったから撮っただけで、 実際Lupoがアイスを食べようとしたら止めているかもしれない」「せっかくの愛らしいショットに、うるさすぎる!」
「僕は、5匹の犬に18年間ミルクをやっているけど、全然問題ないよ」「3歳のジョージ王子に、刑務所行きなんて、頭がおかしいんじゃないかしら!」
といった猛反撃のツイートが殺到している。【NY在住/JUNKO】