「iPhone」がApple主導で設計・製造が行われているのに対して、GoogleはNexusシリーズをHTC・LG・Huaweiなどと共同開発してきました。しかし、このNexusシリーズとは別のラインで、Googleが開発を主導するAndroid端末を作る計画があることが判明しました。

HTCやLG、Huaweiといった端末メーカーとの共同開発ではなく、自社主導によるスマートフォン開発をGoogleが計画しているということは以前から噂されていました。しかし、The Telegraphによると、この動きが具体化してきていて、「Googleブランド」のスマートフォンの開発を行い、ハードウェア分野へも進出していく方針となっているようです。

Nexusシリーズのスマートフォンは2010年1月に発売されたHTC製の「Nexus One」に始まり、Samsung製の「Nexus S」・「Galaxy Nexus」、LG製の「Nexus 4」「Nexus 5」「Nexus 5X」、モトローラ製の「Nexus 6」、Huawei製の「Nexus 6P」と、多くの端末が出ています。タブレットまで合わせると、その数は10機種以上。すでにAndroidは世界のスマートフォン市場の8割を占める存在となりました。

しかし、端末メーカーが多いと、それだけ統一性がなくなるということ。このため、GoogleはAndroidを再びまとめあげて自社の支配下に置くためにも、端末自体を出す必要があると考えているのではないか、というのがこの話の根拠になっています。Googleがハードウェア部門のために、モトローラ前社長の リック・オスターロー氏を招き入れたのもこの一環とみられています。

ただし、昨日・6月27日に 次のNexusシリーズがHTC製であるというリークがあったように、Googleは端末メーカーとの共同開発ではない「純正Google端末」が作られることになったとしても、端末メーカーとの関係は同じように続けていく予定。これはスンダー・ピチャイCEOも明言しているので、これからは「NexusのライバルはGoogle純正端末」ということになっていくのかもしれません。