スペインの首都マドリードの市当局は25日、ペットの犬のふんの後始末をしなかった飼い主に対して場合によって路上清掃活動を科す「驚きの政策」の導入を検討していることを明らかにした。

 市当局が発表した声明によると、自治体の警察が犬のふんが最も多い市内の2つの地区で試験的に取り締まりを行うという。ふんの後始末をしなかった飼い主は最高1500ユーロ(約18万7000円)の罰金を科されるか、数日間の路上清掃活動を命じられる。

 市当局は、「啓発活動を繰り返し実施し」、犬のふんを入れる無料の袋を数百万枚配ってきたにもかかわらず、「路上や公園などには今も排せつ物が落ちている」と述べている。

 ここ数年、スペインでは複数の自治体が犬のふん対策に独創的な方法を考え出してきた。

 昨年、北東部のタラゴナは犬のふんのDNA分析を行い、飼い主を突き止める計画を発表。

 マドリード近郊のブルネテでは2013年に、犬のふんを「遺失物」と記した箱に入れて飼い主の自宅に送り届ける措置を短期間実施した。ブルネテでは、ペットの犬が用を足した後、ふんを放置している飼い主にボランティアが怪しまれないように話し掛けて、犬の名前と種類を聞き出し、登録されているペットのデータベースから市の職員が飼い主の身元と住所を調べる方法を取っていた