まず、この写真を見ていただきたい。これは米国のアパレルGapが子供服の宣伝のために作った広告だ。何か違和感を覚える人はいるだろうか。
今月初旬、Gapは「不適切という抗議があった」として、この広告の出稿を中止した。

日本人の目にはポーズをとる普通の子供たちにしか映らないが、いったい何が問題だったのか。

■ネット上で論戦
答えは黒人の子供の立ち位置である。白人の子供の腕の下にいるこの子だけが表情が暗く、いかにも白人の子に押さえつけられているように見える、
という指摘がソーシャルメディア上で話題になったのだ。