世界で最も物価の高い都市のトップ3を第3位からご紹介します。
第3位 香港
香港の通貨は香港ドル(HKD)。香港で極めて高いのが住宅費。香港島の中心部の外国人向けのマンションの1ヶ月の賃貸料は2LDKで30,000HKD程度以上が普通ということ。1HKDで14円程度なので、日本円にするとおよそ42万円!
私たち旅行者にとって深刻なのはホテルの高さ。香港最高級ホテルとはいわれるものの「ザ・ペニンシュラ香港」の宿泊費は1泊4,000HKDほどから。日本円だと56,000円以上となりますね。そのほかバックパッカー向けの格安ホテルでも1泊3,000円程度はするそうです。
第2位 チューリッヒ
第2位のチューリッヒはスイス最大の都市。「金融センター」と呼ばれるほど、銀行が集中していることで知られます。スイスの物価の高さはよく知られていて、例年世界の物価高の都市トップ5の常連なのです。
スイスの通貨はスイスフラン(CHF)。2016年4月現在、1CHF=113円ほど。海外旅行の醍醐味の1つはその国のグルメを楽しむことですが、チューリッヒのレストランはかなり高め。
ちょっと雰囲気の良いレストランでおよそ1人平均予算は50CHFくらい。1人6,000円くらいはディナーに費やすつもりでいましょう。ファミレス級でも3,000円くらい見積もっておきましょう。
第1位 シンガポール
いま世界一物価の高い都市はシンガポール!けれども1位と2位の差は縮まりつつあるそうです。シンガポールの通貨はシンガポールドル(SGD)で、2016年4月現在、1SGD=80円程度です。
シンガポールは全体的に物価高ですが、日本と比較すると、物によってその度合いが異なっています。例えば、電車料金などは東京とあまり変わらない印象ですが、タバコやお酒の価格は日本の2倍以上します。どちらも多めに1,000円は見ておいたほうがいいでしょう。