英政府は、子どもの肥満対策の一環として糖分の多い飲料への課税を行うと発表した。

課税対象となるのは100ミリリットルあたりの砂糖の含有量が5グラムを超えた飲料。牛乳ベースの飲み物や果汁には適用されない。砂糖の量が8グラムを超えるとさらに高い税率が適用される。これにはコーラ飲料などの炭酸飲料が該当する。

英政府の狙いは、先進国の中でもっとも高いとされる同国の子どもの肥満率を引き下げることだ。英国では小学校卒業時の子どもの5人に1人が肥満だとされる。

政府が引用した研究論文によれば、児童期の肥満の大きな原因が砂糖だ。そして子どもやティーンエージャーにとって甘い飲み物は最大の砂糖の摂取源となっているという。

オズボーン財務相は、「税金は国民の行動に影響を与えると認識している。だから減らしたいものには課税し、奨励したいものには課税しない」と述べた。

過去数年にわたって「砂糖税」の導入を求める運動を続けてきた人気シェフのジェイミー・オリバー氏は「世界中に影響を与える大きな動きだ」と課税を評価した。米ニューヨークで同様の税金の導入を目指したブルームバーグ前市長も「肥満と糖尿病を減らす世界的な戦いで英国はトップに立った」と述べた。

政府の文書によれば、税額は1リットルあたり0.18ポンド(約29円)で、高税率が適用された場合には0.24ポンド(約39円)となる。

課税は2018年4月から始まり、初年の税収は5億2000万ポンド(約837億円)と見込まれている。英政府はこの税収を学校でのスポーツ振興に使う予定だ。



本当に子供のためにやるのか税収の為にやっているのか疑問。タバコと同じで税金が上げやすい