がんの中でも女性に最も多いとされる乳がん。日本では2004年から5万人以上が罹っており、14人に1人の割合になるという。そんな乳がんのリスクを高める可能性のある生活習慣をご紹介する。

避妊用ピルの服用
避妊用ピルに含まれる女性ホルモンのエストロゲンは、乳房の細胞に変化を与えるとされている。そして血液中のホルモン上昇は乳がんの危険を高めるとか。実際に2014年の調査でも20歳から49歳までの女性で、ピルを服用した人はリスクが高いという。

授乳をしないこと
赤ん坊に授乳しない女性も乳がんの危険が高まるそうだ。2002年の研究で47件の調査結果を精査したところ、赤ん坊に母乳を飲ませる女性は乳がんのリスクが若干下がることが明らかとなった。

また授乳した人は、乳がんの手術を行った後に再発する危険性も30%低下。死亡するリスクも授乳しない人に比べて28%も低いことが確認されている。

ウエストのサイズ
お腹まわりの大きさもどうやら乳がんと関係があるらしい。過去の調査でも20代から60代までの女性で10年ごとにスカートのサイズが1つ大きくなった人は、2サイズ上昇した人に比べて危険性の低いことが判明。

ただし、腰回りの脂肪と乳がんの関係を示す直接の原因はわかっていない。

アルコールの摂取
特に1日に2杯から5杯アルコールを飲む女性は、乳がんになる可能性が高いとされている。2011年に行われた研究によれば、1日に5gから10gのアルコール、もしくは3杯から6杯のワインを飲む人は15%もリスクが上昇するという。

夜間に働くこと
シフト制の仕事などで夜に働く女性は体内時計が混乱し、健康にも影響を与えると言われている。2012年に行われた調査では、夜間勤務の女性は昼間働く女性に比べて4倍も乳がんのリスクが高いという結果となった。

ささいな習慣も毎日実践していると体に大きな影響を与える。仕事などやむを得ない事情がある場合は仕方がないが、日頃から健康に意識を向けることが大切なのだろう。