後を絶たない飲酒運転による事故。ちょっとくらいならいいだろう、そんな軽い気持ちの飲酒で重大な事故につながる。
実際、たとえアルコール1杯でも安全に運転するのは困難になり、そこにスマホ操作などが加わると危険度が倍増することが実験で確かめられた。
ハンドル操作危なっかしく
米ケンタッキー大学の研究チームが、大人50人を対象に運転シミュレーターを使って実験を行った。
参加者はそれぞれアルコール飲料を1杯飲んでからシミュレーターで都市部での運転を約6分間、疑似体験。
それによると、被験者は走行車線からはみ出さないように安全運転を維持することがやや難しく、車線変更も危なっかしいものだった。
少しの脇見でリスク大きく
しかも、ちょっとした気が散る要因があると、そのハンドル操作がさらに危なくなることもわかった。
実験では、運転中にフロントガラスに赤い円に現れるように設定され、この円が現れると所定の操作をするようにしていた。
すると、ドライバーは円に対応しようとすることで運転に向ける注意が散漫になり、操作の危険度が倍増することが確かめられた。
研究チームによると、設定した操作は、普段多くの人が運転中にしているテキストメッセージのチェックや、ダッシュボードから物を取り出すといった行為と同じレベル。
つまり、わずかでもアルコールを飲んだ後の運転中に、スマホをチェックしたりするだけで事故につながる可能性が非常に高くなるということになる。
車を運転するなら、お酒を飲まないのはもちろん、スマホなどの操作も控えるというのはやはり基本。そして、お酒+脇見の運転というのは最悪の組み合わせであることをよく覚えておこう。
