アップルが「iPhone6s」および「iPhone6s plus」を発表し、中国国内でも盛り上がりを見せている。業者のなかには「型落ち需要」を見込んでiPhone 6シリーズを大量に仕入れる者もいるようだが、浙江省杭州市の業者が700台注文したiPhone 6 Plusは全部「見本品」だった。香港・東網が報じた。

記事は、アップルが新機種を発表するたびに旧機種が値下がりすることから、多くの客が旧機種を選んで購入すると説明したうえで、同市の通信機器市場にある4店舗の主人が合計300万元(約5660万円)を支払ってiPhone 6 Plusを計700台発注したところ、送られてきた製品がすべて「見本品」だったと紹介した。

そして、「被害者」である店主の1人が「外観はケース上の文字がぼやけていて、色が薄い。重さが本物の半分しかなかった」と語るとともに、「見本品」は単なる空き箱で、中身はすべて発泡スチロールだったと説明したことを伝えた。

また、取引を行った企業は同省温州市にあり、すでに1年あまり付き合いがあること、これまでにも大口の発注を行ってきたが、問題が発生したことは1度もなかったことを紹介。店主が「詐欺の可能性もあるが、相手が入荷した時にはすでに見本品だった可能性も、輸送中にすり替えられた可能性も否定できない」とし、自分たちの手で原因を調査し、詐欺の可能性が高くなったら警察に通報するつもりであることを明かしたと報じた。