1991年公開のサイコスリラー映画「羊たちの沈黙」で連続殺人犯の隠れ家として描かれた米ペンシルベニア州ピッツバーグ近郊の家が、30万ドル(約3700万円)で売りに出されたことが分かった。

3階建てのビクトリア式のこの家は映画の中では、大量の蛾がいて不気味で地下牢があり、「バッファロー・ビル」と呼ばれる連続殺人犯はそこに若い女性を監禁しているが、実際には地下牢はなく、明るく陽気な雰囲気で花柄の壁紙が貼られ、プールがある。

現地メディアによると、所有者のロイド夫妻は約40年前にこの家を購入。もっと小さい家に引っ越すため売りに出したという。

映画は作品賞を含むアカデミー賞5冠に輝いた。