“汚い紙幣が多く衛生状態に問題がある”ともいわれる中国の人民元。この人民元紙幣を毎日大量に
扱う銀行員の女性がある病気にかかり、中国では驚きが広がっています。

 中国・浙江省の地元紙「温州日報」は、「地元の銀行に勤める30歳の女性が、紙幣を数えたあと、
手を洗わずトイレに行ったことが原因で性病にかかった」と報じました。この他、20歳の銀行員の女性が
性病にかかりましたが、交際相手はおらず、原因は先の30歳の女性と同じとみられるということです。

 温州日報は、紙幣1枚につき平均120種類の菌が繁殖していて、紙幣を頻繁に扱う
銀行職員などの手には300万個以上の菌がついており、肝炎の感染率が一般の人より6倍ほど高いと
報じており、驚きの声が広がっています。